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はっさー
こんにちは、はっさーです
社会人から看護師になり今に至ります。楽しみながらブログ奮闘中です!

コロナは今どうなってる?5類後も高齢者ら3.6万人死亡の現実【2026年】

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コロナは今どうなっている?5類移行後も高齢者の死亡が続く現実【2026年】
3秒でわかる要約
  • 5類移行後も年間3万人超が死亡(2024年)
  • 死者の9割以上は65歳以上の高齢者
  • ワクチンと基本的な感染対策の継続が重要
2026年5月8日 / 5類移行3周年

コロナ「5類」移行から3年——
高齢者は今も、年間3万人超が亡くなっている

「もうコロナは終わった」と感じていませんか。マスクを外す人が増え、街も活気を取り戻し、ニュースからコロナの文字が遠ざかりました。でも、数字は少し違う現実を示しています。

厚生労働省の人口動態統計によると、2024年の新型コロナ関連死亡数は約3万6千人でした(死亡診断書などに基づく集計)。2023年の約3万8千人と合わせ、2年連続で日本人の死因順位8位相当となっています(厚生労働省 人口動態統計ベース)。死者の9割以上は65歳以上の高齢者です。

5類に移行してから3年が経ちました。日常生活は確かに戻りましたが、ウイルスが消えたわけではありません。特に高齢者や持病のある方にとっては、今も重大な感染症であり続けています。

この記事では、今のコロナの実態を最新データと専門家の見解をもとに整理し、高齢者・基礎疾患のある方とその家族が知っておくべきことをお伝えします。

数字で見る「今のコロナ」——実態は?

大きな流行がない状態でも、コロナによる死者は年間を通じて発生しています。最新データを確認しましょう。

注意:2025〜2026年の冬の流行は比較的小さくなっています。しかし高齢者・基礎疾患のある方への影響は依然として深刻であり、専門家は感染対策と定期ワクチン接種の継続を呼びかけています。

2024年の関連死亡数(確定値) 約3.6万人 厚生労働省 人口動態統計
死者に占める65歳以上の割合 9割以上 2024年データ
日本人の死因順位 8位相当 2023・2024年ともに(人口動態統計ベース)

出典:厚生労働省 人口動態統計

ピーク時から減少しても、なお高い水準

2022年の年間死者数は4万7,638人でした。2024年には約3万6千人と数値としては減少傾向にあります。ただし「大きな流行がないから安全」と捉えるより、依然として毎年多くの方が亡くなっているという現実を正確に把握しておくことが大切です。

感染者数の推移

全国の定点医療機関(指定された医療機関から毎週報告される感染者数)の報告によると、2023年8〜9月に1医療機関あたり週20.49人でピークを迎えました。その後は落ち着き、2024年8月以降は週10人未満の低水準が続いています。2025〜2026年冬シーズンは、過去数年と比較して大規模な流行には至りませんでした。理由については、一部では人々の免疫状況の変化、感染対策の定着、他のウイルスとの競合など複数の要因が指摘されており、単一の原因には特定されていません。

今さら聞けない5つの疑問

コロナについて、改めて確認しておきたい基本的な問いにお答えします。

  • Q 「5類移行」とは、コロナが弱くなったということですか?

    A そうとは言いきれません。5類とは感染症法上の「管理区分」のことで、季節性インフルエンザと同じ扱いに変わったというだけです。制度上の区分と、ウイルスそのものの医学的リスクは別の話です。感染対策費用の公費負担が原則終了し、受診や対応が個人の判断に委ねられるようになった、という制度上の変化を指しています。

  • Q 今もコロナで亡くなる方はいるのですか?

    A はい。2024年の新型コロナ関連死亡数は約3万6千人(厚生労働省 人口動態統計)で、日本人の死因順位8位相当に位置します。大半は80歳以上の高齢者と、糖尿病・心疾患・腎疾患などの基礎疾患がある方です。「目立った流行がない」状態でも、コンスタントに死者が出ている点が際立っています。

  • Q なぜ高齢者はコロナで亡くなりやすいのですか?

    A 名古屋大学の山本尚範講師(救急医学)によると、近年のコロナによる死亡は、以前に多かった肺炎だけでなく、感染が「引き金」となって持病が悪化するパターンが増えています。糖尿病や心不全などが悪化し、腎臓や心臓など複数の臓器が機能しなくなる「多臓器不全」(心臓や腎臓など複数の臓器が同時に働かなくなる状態)に至るケースです。加齢で臓器の予備力が下がっている高齢者は、このリスクが特に高くなります。

  • Q ウイルスは今もどんどん変異しているのですか?

    A 変異は続いていますが、2021年に確認されたオミクロン株の系統が今も主流です。ウイルスの基本的な性質は大きくは変わっておらず、専門家は「当面は現在の状況が続く」とみています。ただし完全に安定しているわけではなく、今後の変異の動向は引き続き監視されています。

  • Q 今の主流の変異株はどうなっていますか?

    A 現在もオミクロン株の派生系統が世界的に流行しており、新たな系統の報告は継続しています。ただし、いずれも「注視の段階」であり、現時点で大きな流行規模の変化には至っていません。変異株の情報はWHO(世界保健機関)や厚生労働省が随時更新しているため、公式の発表を参考にするのが確実です。

コロナとインフルエンザ、何が違うのか

「コロナもインフルも同じでは」という声があります。制度上の分類は同じになりましたが、いくつかの点で違いがあります。

比較項目新型コロナウイルス感染症季節性インフルエンザ
感染症法上の分類5類感染症(2023年5月〜)5類感染症
日本での年間死者数約3万6千人(2024年)、約3万8千人(2023年)
厚生労働省 人口動態統計(関連死亡数ベース)
超過死亡ベースで年間約1万人前後の推計(国立感染症研究所)
主な死亡リスク層65歳以上が9割以上(2024年)、中でも80歳以上が多数を占める65歳以上の高齢者、乳幼児
近年の重症化の仕組み持病の悪化・多臓器不全が主(山本講師の研究より)肺炎・脳症・二次感染(細菌性肺炎など)が主
定期接種の対象65歳以上、重い基礎疾患のある60〜64歳(毎年秋以降)65歳以上、重い基礎疾患のある60〜64歳(毎年秋以降)

※年間死者数は厚生労働省 人口動態統計より。インフルエンザの推計値は国立感染症研究所の公表データを参考にしています。

読者の声 「コロナの死者数を発表するなら、インフルエンザによる死者数も一緒に発表してほしい」という意見は多く見られます。確かに比較できる情報が揃えば、それぞれのリスクをより正確に判断しやすくなります。

ワクチン定期接種——受けるメリットと注意点

高齢者を中心に、毎年秋以降に公費助成を受けられる定期接種が実施されています。接種を検討する際の判断材料を整理します。

受けることのメリット

  • 重症化・死亡リスクを下げる効果が期待できる(主な目的)
  • 65歳以上は公費助成で自己負担が抑えられる
  • 高齢の家族への感染拡大を防ぐ一助になる
  • 感染した場合でも比較的軽症にとどまる可能性がある

注意・留意すべき点

  • 接種後に発熱・倦怠感などの副反応が出ることがある
  • 感染を100%防ぐものではない
  • 持病のある方は事前に主治医への相談が望ましい
  • 効果には個人差があり、一定の限界がある

ワクチン以外の対策も同様に重要

川崎市健康安全研究所の岡部信彦参与(感染症学)は「高齢者らは命にかかわる病気であることを認識し、ワクチンをしっかり受けてほしい」と強調しています。一方で、手洗い・換気・マスクなどの基本的な感染対策も同等に大切です。ワクチンだけに頼るのではなく、日常の衛生習慣との組み合わせが効果的です。

感染した場合は早めの受診が重要です。特に以下のような症状が出たときは、様子を見すぎずに医療機関へ連絡してください。

  • 38度以上の発熱が2日以上続く
  • 息苦しさや胸の痛みがある
  • 水分が取れず、脱水が疑われる
  • 意識がぼんやりしたり、呼びかけへの反応が鈍くなった
感染を経験した方の声 「最初は普通の風邪だと思っていたのに、夜には高熱と激しい関節痛で起き上がれなくなりました。枕元にスマートフォンと飲み物を置いておいたことで、家族に連絡できました」——こうした急変を経験した方は少なくありません。備えは早めにしておくことをおすすめします。

特に注意が必要な方と、今できること

すべての人に同じリスクがあるわけではありません。特に配慮が必要な方と、身近にできる対応を整理します。

特にリスクが高い方

  • 80歳以上の高齢者
  • 糖尿病・慢性腎臓病・心疾患がある方
  • 免疫を抑える薬を服用中の方
  • 慢性の呼吸器疾患(COPD等)がある方
  • 重い基礎疾患のある60〜64歳

今すぐできる予防策(4点)

  • こまめな手洗い・アルコール消毒
  • 混雑した屋内ではマスクを検討する
  • 部屋の換気を定期的に行う
  • 秋以降の定期接種の日程を確認する

感染後に注意したいこと

  • 症状が軽くても、翌日以降に急変する場合がある
  • 枕元にスマートフォンと水分を用意しておく
  • 一人暮らしの方は、家族や知人に連絡手段を確保
  • 持病の薬は切らさないようにする

高齢の家族を持つ方へ

  • 病院・介護施設を訪問する際はマスクを着用
  • 体調不良のときは面会を控える
  • 定期接種の時期に声かけ・同行を検討
  • 「元気そうだから大丈夫」と過信しない

この記事のまとめ——自分の状況を確認しましょう

ここまでの内容を、チェックリスト形式で振り返ります。

知識編:把握できていますか?

  • 5類移行は制度上の区分の変更であり、ウイルスそのものの危険性が下がったことを意味するわけではない
  • 2024年の死者数は約3万6千人で、日本人の死因8位。高齢者・基礎疾患のある方が特に影響を受けている
  • 以前に多かった肺炎に加え、感染をきっかけに持病が悪化し多臓器不全(複数の臓器が同時に働かなくなる状態)に至るケースも指摘されている
  • ウイルスの変異は続いており、専門機関が継続的に動向を監視している

行動編:できていますか?

  • 65歳以上の方、または対象となる基礎疾患がある60〜64歳の方は、毎年秋の定期接種を確認している
  • 手洗い・うがい・換気など、日常の感染対策を継続している
  • 体調が悪いと感じたら早めに医療機関を受診する習慣がある
  • 高齢の家族や近しい方の接種状況・体調を把握している

今も続くコロナ——備えることで、リスクは減らせます

コロナが5類に移行してから3年が経ちました。メディアの注目度は下がり、社会の空気も「もう終わり」という感覚に近づいています。でも、年間3万人以上が亡くなっているという現実は変わっていません。

大切なのは、必要以上に恐れることではなく、確かなデータをもとに、自分の状況に合った行動をとることです。

高齢者の方ご自身へ

  • 毎年秋以降の定期接種の案内が届いたら、早めに予約を検討する
  • 発熱・息苦しさ・倦怠感が続くときは、早めに医療機関へ連絡する
  • 枕元にスマートフォンと飲み物を用意し、急変時に備えておく

高齢の家族がいる方へ

  • 定期接種の時期に声をかけ、必要なら一緒に予約・同行を検討する
  • 体調変化のサイン(食欲低下・発熱・元気のなさ)を見逃さない
  • 病院・介護施設を訪問する際は手洗い・マスクを心がける

同居・近くに住む方へ

  • 自分が体調不良のときは、高齢の方との接触を控える
  • 「元気そうだから大丈夫」と過信しない。高齢者は自覚症状が出にくいこともある
パンデミックは落ち着いても、コロナは日常の中にまだ存在しています。小さな備えの積み重ねが、大切な人を守ることにつながります。

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