皆さん!デスクトップのアイコンを、自分好みの場所に移動させ配置していますよね?
最近Windows10を再インストールした際、アイコンを移動させたにも関わらず、次にパソコンを起動すると左端に詰めてアイコンが表示されているのです。
これが、毎回起動するたびにアイコンの位置が戻っているのです。
これは、本当に不便極まりないですよね?
これを直す方法としていくつかあるので、対処するための各手順を紹介したいと思います。
「desktop.ini」ファイルの削除
まずは、トップに僕が実際に「これで直せた方法」を紹介したいと思います!
「desktop.ini」という隠しファイルは、アイコンの配置情報を含んでいます。このファイルが原因でアイコンの配置が変わることがあります。
解決策としては、このファイルを削除し、システムを再起動することです。再起動時には新しい「desktop.ini」ファイルが自動生成され、問題が解消されることがあります。
「desktop.ini」ファイルの削除手順を以下に分かりやすく説明します。
「Windowsキー + E」を押すか、タスクバー上のエクスプローラアイコンをクリックしてエクスプローラを開きます。
そしてファイルをクリック。
エクスプローラ内でデスクトップフォルダに移動します。
ファイルを削除した後、コンピューターを再起動します。
再起動することで、新しい「desktop.ini」ファイルが自動的に生成され、アイコンの配置問題が解決する可能性があります。
この手順により、「desktop.ini」ファイルに起因するアイコンの配置変更の問題を解決できます。ただし、システムファイルの操作には注意が必要ですよ。
僕の場合は、この方法でデスクトップアイコンを自由に移動できるようになりました!
アイコンの自動整列を無効にする
Windowsでは、アイコンの自動整列機能がデフォルトで有効になっていることが多いです。これが原因で、アイコンがアルファベット順に勝手に並べ替えられてしまうことがあります。
この問題を解決するためには、デスクトップで右クリックし、「表示」メニューから「アイコンの自動整列」のチェックを外します。
これにより、アイコンを自由に配置できるようになります。
アイコン表示サイズの変更
アイコンの表示サイズが不意に変更されると、アイコンの配置が変わる可能性があります。サイズが大きくなると画面上のアイコン数が減り、逆に小さくなると増えます。この変化が原因でアイコンが移動することがあります。
サイズの調整は、デスクトップで右クリックし「表示」メニューから行うことができます。また、キーボードの「Ctrl」キーを押しながらマウスホイールを回すことでもサイズ調整が可能です。
アイコンキャッシュの削除
Windowsはアイコンの配置情報をキャッシュとして保存しています。このキャッシュが破損すると、アイコンの配置がリセットされてしまうことがあります。解決策としては、アイコンキャッシュのファイル(IconCache.db)を削除し、システムを再起動することです。これにより、新たなキャッシュが生成され、問題が解消される可能性があります。
アイコンキャッシュの削除手順は次の通りです
Windowsキー + Rキーを押す: これにより、「ファイル名を指定して実行」のウィンドウが開きます。
コマンド入力: このウィンドウに「%userprofile%\AppData\Local\」と入力し、「OK」をクリックします。これにより、エクスプローラーが開き、該当フォルダにアクセスします。
この手順を行うことで、アイコンキャッシュの破損によって生じたデスクトップアイコンの配置問題が解消されることが期待されます。ただし、ファイル操作やシステムの再起動は慎重に行ってください。
テーマによるデスクトップアイコンの変更を許可しない
Windowsのテーマ設定がアイコン配置に影響を与えることがあります。特に、新しいテーマを適用した際にアイコンの配置が変更されることがあります。これを防ぐためには、Windowsの設定から「個人用設定」に進み、「テーマ」セクションの「デスクトップアイコンの設定」で「テーマによるデスクトップアイコンの変更を許可する」のチェックを外します。
Windowsのテーマ設定によるデスクトップアイコンの変更を防ぐ手順は以下の通りです:
デスクトップ上で右クリックし、個人用設定を選択。
「テーマ」セクション内にある「デスクトップアイコンの設定」をクリック。
開いたウィンドウで「テーマによるデスクトップアイコンの変更を許可する」のチェックボックスがあれば、それを外してください。
変更を加えた後、「適用」または「OK」をクリックして設定を保存します。
これにより、Windowsのテーマがデスクトップアイコンの配置に影響を及ぼすことを防ぐことができます。新しいテーマを適用しても、アイコンの配置が勝手に変わることはなくなるはずです。
グラフィックドライバーの更新・再インストール
グラフィックドライバーの不具合が原因でアイコンが移動することもあります。特に、ドライバが古いまたは破損している場合にこの問題が発生しやすいです。
このような場合には、ドライバーを最新版に更新するか、再インストールすることが有効です。CPU内蔵型とグラフィックボード搭載型のどちらにも適用できます。
レジストリの編集
これまでの手段で解決しない場合、レジストリの編集を試みることができます。レジストリにはアイコンの座標データが保存されているため、これを削除するとアイコンが再配置されます。
ただし、レジストリの編集は非常にデリケートであり、間違った操作をするとシステムに深刻な影響を及ぼす可能性があるため、慎重に行う必要があります。
こちらはあまりおすすめできないので、詳しいて手順は省かせてもらいます。
レジストリの編集には細心の注意が必要です。誤った修正を行うとWindowsのシステムが不安定になる可能性があり、最悪の場合、コンピュータが起動しなくなるリスクがあります。安全な操作を心掛けましょう。
外部ディスプレイの接続の影響
外部ディスプレイを接続した際にデスクトップアイコンの配置が変わることがあります。これは、接続端子の種類(例:HDMI、DisplayPort)や解像度の不一致が原因で発生することがあります。接続端子を変更するか、ディスプレイの解像度を調整することで問題を解決できる場合があります。
これらの手順を丁寧に実行することで、デスクトップアイコンが勝手に移動する問題を解決することが期待できます。
まとめ
今回のようなトラブルは初めてだったのですが、パソコン関係って色々とトラブルがありますよね。
そのたびに苦労するのですが、解決したときは変な達成感があるんですよね!
トラブルなんて、無いに越したことはないのですけれど。
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