誘われて見た映画だったのですが「面白かった~」「楽しかった~」は違い見て良かった!と感じた映画でした。
ストーリー&キャスト
水上勉の著書『土を喰う日々 —わが精進十二ヵ月—』『土を喰ふ日々 わが精進十二ヶ月』を原案に映画化。
2022年制作 / 11月11日(金)公開 / 上映時間:111分 / 製作:2022年(日本) / 配給:日活
劇中の料理は、料理研究家の土井善晴さんが手がけたそうです。
【ストーリー】
作家のツトム(沢田研二)は、長野の山荘で一人の暮らしを楽しんでいた。彼は山で採れる実やきのこを集め、畑で育てた野菜を自ら料理して味わい、四季折々の自然を感じながら原稿を執筆。担当編集者で恋人の真知子(松たか子)がときどき東京から訪れ、二人で旬の食材を料理して食べる時間は格別だったが、その一方でツトムは13年前に亡くした妻の遺骨を墓に納められずにいた。
引用:NIKKATSUホームページ URL:https://www.nikkatsu.com/movie/33443.html
【キャスト】
沢田研二、松たか子、西田尚美、尾美としのり、瀧川鯉八、檀ふみ、火野正平、奈良岡朋子
2022年11月11日(金)公開 / 上映時間:111分 / 製作:2022年(日本) / 配給:日活
感想
ネタバレになるといけないので、詳しい内容な書きませんね。
単純に僕の感じた感想になります。
まず主演の沢田研二さん、歌手としては有名ですが役者もされているとは知りませんでした。
原作を読んでいませんが沢田研二さん、すごくいい味を出しておりこの映画のツトム役にはピッタリだと感じました。
映画はのんびりとした雰囲気の中、軽い笑いを入れながらゆっくりと進んでいくのですが退屈はしません。
四季の移り変わりを自然の風景や料理から感じ、見入ってしまいます。
ちなみに僕に料理の知識はほぼありませんので(汗)
劇中の料理は僕でも知っている料理研究家の土井善晴さんが手掛けているそうなのですが、本当にどれも美味しそうです。
映画見ながら、この料理食べたい!って思ってしまいますよ。
『食』がテーマの一つになっていると思うのですが、料理を作る音・食べる音など『音』にもこだわった映画だと感じました。
そんな中で、色々なドラマがゆっくりと展開していきます。
エンドロールが終わり、余韻にふけりながら劇場の外に出て飲み終わったコーヒーカップを捨てながら思ったことは、
冒頭にも書きましたが、見て良かった!です。
大袈裟と思うかもしれませんが、柄にもなく人生というものを考えさせられました。
こういうふうに感じる映画は、なかなかないですよね。
とてもいい映画!って言葉がピッタリだと思いました。
宣材がない?
記念に写真を撮りたかったのですが、ポスターなど宣材がないのです!
メジャーな作品ではないせいか、映画館内の小さめの1シアターで1日3本の上映のみでした。
今話題の「すずめの戸締まり」なんか、3シアターで上映して1日に5~6本の上映ですもんね。
ポスターが貼ってあるわけでもなく、残念ながらチラシも偶々かありませんでした。
興行収入の見込みや予算の関係があるのでしょうが、せっかくいい映画なのでもっと宣伝しても…と思いました。
もったいないなぁ~
まとめ
映画「土を喰らう十二ヵ月」ですが、失礼ながら原作はもちろん映画があることも知りませんでした。
過去にもこういったいい映画が多くあるんだろうな~
普段は全く違うジャンルばかりの映画を見ているのですが、
これからは、過去の映画も含めてこういった映画も見てみようと思わされてしまいました。
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