パソコンの画面を3つにすると、作業効率が劇的にアップします。複数のウィンドウを並べて表示したり、資料作成や画像編集など、複数の作業を同時に進めたりすることができます。情報収集も効率化し、作業時間を短縮できます。
このブログでは、トリプルディスプレイのメリット、おすすめの設定方法、実際に使ってみた感想などを解説します。
そもそも、使用していないディスプレイが1台あったのが理由なのですが、遊ばせておくのはもったいないですからね。
パソコンを3画面にしようとするなら、ほぼグラフィックボードが必要となります。自分に必要な性能をよく考えて選びましょう。
僕の場合は、今回スリムタイプのパソコンを3画面にするため、ロープロファイル対応のグラフィックボードでコストパフォーマンスの良いものを選びました。
今回使用するグラフィックボード:GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP
現在使用しているマザーボードには、オンボードグラフィックが内蔵されているのですが、少しでも性能を上るため、このグラフィックボードを増設しました。スリム型のパソコンでも増設できるロープロファイル対応のグラフィックボードになります。
このグラフィックボードから、3台のディスプレイに接続していきます。
GTX1050Ti 4GTLPの性能
項目 | 内容 |
---|---|
製品型番 | GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP |
搭載GPU | NVIDIA® GeForce® GTX 1050 Ti |
コア | GP107-400 |
コア数 | 768 |
コアクロック(MHZ) | ブースト時 / 通常時 1392 / 1290 |
メモリタイプ※2 | 4GB GDDR5 (128-bit) |
ビデオメモリ容量(MB)※2 | 4096 |
メモリスピード | 7008 |
搭載メモリの規格 | GDDR5 |
メモリバス幅 (BIT) | 128 |
DVI出力端子 | Dual-Link DVI-D×1 最大2560×1600@60Hz |
HDMI出力端子 | HDMI™ 2.0b×1 最大3840×2160@60Hz |
DISPLAYPORT出力端子 | DisplayPort 1.4×1 最大 7680×4320@60Hz |
HDCPサポート | 2.2 |
消費電力 (W) | 75 |
補助電源コネクタ※3 | なし |
推奨電源ユニット容量 (W) | 300 |
重さ (G) | カード本体のみ:290 パッケージ全体:486 |
AFTERBURNER OC | 対応 |
DIRECTX対応バージョン | 12 |
OPENGL対応バージョン | 4.5 |
最大同時出力画面数 | 3 |
映像出力端子 | DisplayPort (Version 1.4) / HDMI™ 2.0b / DL-DVI-D |
G-SYNC™ TECHNOLOGY | 対応 |
ADAPTIVE VERTICAL SYNC | 対応 |
最大画面解像度(デジタル) | 7680 x 4320 (DP 1.4使用時) |
付属品※※ | ロープロファイルブラケット(オプション) |
注意事項 | ※1:PCI Express 2.0 x16 スロットでもご使用いただけます。※2:システムがメモリ領域を使用する場合、ユーザーが実際に利用可能な容量は表示より若干少なくなります。※3:本製品は補助電源なしのモデルです。※※:仕向地や出荷時期により内容が変更となる場合があります。 |
コストパフォーマンスのいいグラボですが、最近のゲームや動画編集などには厳しいかもしれませんね。
もし3画面にするために、グラフィックボードの購入を考えるのでしたら、グラフィックボードに出力端子が3つあることを必ず確認しましょう!
接続に必要なパーツと接続方法
接続には3本のケーブルが必要になります。
- DisplayPort ケーブル x 1 (今回はDisplayPort・HDMI変換ケーブルを使用)
- HDMIケーブル x 1
- DVI-Dケーブル x 1
今回は DisplayPortケーブル端子を直接接続できるディスプレイが1台もないため、変換ケーブルが1本必要となりました。
そのため、「DisplayPort to HDMI A/Mケーブル 1.8m HDMI 1.4規格」を購入。
下の画像の青丸のケーブルがその変換ケーブルです。このDisplayPortケーブルの反対側はMDMIの差込み端子になっているんですよ。
パソコン本体には、VGAというアナログ式のディスプレイケーブル端子があるのですが、グラフィックボードを増設すると使用できないとの情報がありました。実際接続してみたのですが、確かに使用できませんでした。
あまりないとは思いますが、グラフィックボードを増設したうえでVGA端子も使用するつもりでしたら注意してくださいね!
上記画像の3本のケーブルをそれぞれ3台のディスプレイに接続すればOKです。
デスクトップからディスプレイ設定
これで、トリプルディスプレイの設定は完了です。
ケーブルの種類を買い間違わなければ、簡単に接続はできます。
不格好ですが、取り敢えずこんな感じになりました!
3台の位置や高さは、また合わせるつもりです。このままだと、せっかく3画面にしたのに作業に疲れそうですからね。
まとめ
最初は、3台のディスプレイを使うのは机も狭いので、ちょっと窮屈な気がしていました。でも、慣れてくると、3つの画面を使うことが本当に便利なことに気づきます。
しかし、1台だとタブを切り替えたりと見ずらいし面倒なので、複数のウェブページを同時に開いたり、ドキュメントを比較しながら作業できるのはとても良いです。
3台のディスプレイを使うようになってから、作業に集中できるようになり、生産性が上がりました。2台でもパソコン作業がとても快適になるはずです。
複数台のディスプレイを使ってのパソコン作業は本当におすすめですよ!
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