「あの子が落ちた?」スタジオが凍りついた、衝撃の夜
2026年3月24日夜8時、ABEMAで配信されたHYBE×Geffen Records主催のオーディション番組『WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE』第5話は、多くの視聴者が「こうなるだろう」と思い描いていたシナリオを根底から覆しました。
2次審査の総合1位だった大城莉瑛羅(JAYLA)、3位の黒川穂香(HONOKA)、5位の村田莉花(RIRA)……番組を追い続けてきたファンなら誰もが「当然合格圏内」と感じていた実力者たちが、アメリカへの切符を目前にして次々と脱落。代わりにアメリカ行きを手にしたのは、ランキング11位と12位という”番狂わせ”の2人でした。
スタジオで見守っていた指原莉乃は「すごい大波乱」と言い、ヒコロヒーは「SNS荒れます」と予言し、LE SSERAFIMのKAZUHAは「想像できなかった」とつぶやきました。プロとして活躍する現役アイドルたちでさえ言葉を失うほどの展開でした。
この記事では、第5話で起きたことの全貌と、なぜこのような結果になったのか、そしてアメリカへ旅立つ4人それぞれが選ばれた本当の理由を、番組の流れに沿って丁寧に解説します。オーディション番組を初めて見る方も、熱心なファンの方も、この「波乱の夜」を一緒に振り返りましょう。
この記事でわかること:第5話の脱落者と合格4人の名前 / 大城莉瑛羅(JAYLA)ら実力者が落ちた理由 / 審査基準「スター性」の正体 / スタジオ出演者のコメント全まとめ
まず知っておきたい 第5話の規模と衝撃
番組の概要や今回の審査の位置づけを整理しておきます。数字で見ると、この審査がいかに厳しいものだったかが一目でわかります。
注意:この記事は第5話の結果・合格者・脱落者のネタバレを含みます。視聴前の方はご注意ください。なお、第5話は3次審査の最終発表回。12名から一気に4名へ絞り込まれる、番組最大の山場です。
12名→4名の厳しい選抜
2次審査ランキング
2次審査総合順位
番組の概要をざっくり理解する
『WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE』は、BTS・LE SSERAFIM・ILLITを擁するHYBEと、世界最大の音楽企業グループ・ユニバーサル ミュージック グループ(UMG)傘下のGeffen Recordsが共同で手がけるスカウトプロジェクトです。すでにアメリカで活動中のガールグループ「KATSEYE」の練習生として参加していたEMILY・LEXIE・SAMARAの3人と合流し、世界デビューする新グループの「最後の1人」を日本で発掘するというコンセプトです。
つまり、この番組を勝ち上がれるのは最終的にたった1人。その枠をめぐって日本全国からスカウトされた12名が3次審査まで競い続けてきました。第5話はその3次審査の合格発表にあたります。
スタジオキャストには、指原莉乃・ヒコロヒーをMCに、LE SSERAFIMのSAKURAとKAZUHA、ILLITのMOKAとIROHAが出演。現役で世界に羽ばたくアイドルたちが参加者を見守る構成も、この番組の大きな見どころになっています。
3チームに分かれた3次審査の仕組み
3次審査では12名がA・B・Cの3チームに振り分けられ、合宿を経てグループパフォーマンスを披露しました。各チームには異なる課題曲が与えられ、チームを越えて審査員が合格者を決定します。特にCチームには全編英語という最高難易度の楽曲「Debut」(KATSEYEの楽曲)が与えられ、審査員のソン・ソンドゥク氏が「すごくパワフルな振り付けで、かなり高い音域の曲。バランスが取れているかが大事な評価ポイント」と説明するほどの難曲でした。
「結局どういう番組なの?」よくある疑問に答えます
番組をこれまで見ていなかった方でも内容がスムーズに理解できるよう、基本的な疑問に答えます。すでに番組を追っている方は、周囲への説明に役立ててください。
HYBEは、世界的グループBTSが所属する韓国の音楽エンターテインメント企業です。LE SSERAFIM・ILLITをはじめ多数のアーティストを擁し、K-POPの世界的拡大を牽引してきた会社の一つです。今回の番組では世界最大級の音楽会社グループ・UMG傘下のGeffen Recordsと組み、グローバル市場を見据えた新グループを発掘しようとしています。この”業界最大手同士”の組み合わせが、番組への注目を高めている大きな理由のひとつです。
番組内で繰り返し言及された「スター性」とは、歌やダンスの技術とは別の、舞台に立ったときに観客の目を自然と引きつける存在感・個性・魅力のことを指します。HYBE×Geffen Records社長のミトラ・ダラブは「技術や才能があっても、カリスマ性を持った人を見ると圧倒されて魅了されてしまう」と表現しています。技術は後から磨けるが、この輝きはなかなか後天的には身につかないという考え方が、今回の審査基準の核心にありました。
4人はアメリカ・ロサンゼルスへ渡り、すでに活動中のEMILY・LEXIE・SAMARAと合流したうえでさらなる審査を受けます。最終的にグループの「最後の1人」として選ばれた1名だけが、HYBE×Geffen Recordsのガールグループとして2026年のグローバルデビューを目指します。アメリカでの審査は、言語・文化・競争レベルすべてにおいて、日本での審査とは異なる難しさが待ち受けています。
AOIは、NHK夜ドラ「いつか、無重力の宙で」やTBS日曜劇場「御上先生」(出演時の活動名は白倉碧空)に出演した現役女優です(※番組公表の19歳)。歌もダンスも正式な訓練を受けていない「未経験者」でしたが、2週間のダンススクールへの猛特訓と、女優として培った多彩な表現力で急成長。本番では指原莉乃が「ちょっと待って、すごくない?」と声を上げるほどのパフォーマンスを披露し、審査員から「目を奪われた」「ものすごい成長が早い人」と評価されました。ミトラ・ダラブ社長は「AOIの持つ引き込まれる魅力」を合格の明確な理由として挙げています。
2次審査まで総合1位だった大城莉瑛羅(JAYLA)は技術・人気ともに圧倒的な存在で、視聴者の間では「当然合格するだろう」と思われていました。その脱落はまさに「想定外」で、「信じられない」「嘘だと言って」「ジェイラ以外ありえない」といった声が相次ぎました。技術を重視する視聴者の感覚と、スター性を最優先する審査員の基準がすれ違ったことが混乱の根本にあります。ヒコロヒーの「このパターンSNS荒れます」という発言は、その構造を的確に言い当てていました。
合格者と主な脱落者を一覧で比較
結果の全体像をつかむために、主要な参加者の情報をまとめました。2次審査のランキングと今回の結果を並べて見ると、いかに「順位が逆転した」かが鮮明に浮かびあがります。
アメリカへ進んだ合格者4名
2次審査11位・12位からの大逆転も。審査員が評価したのは「スター性」でした。
| 名前 | 年齢 | チーム | 2次審査順位 | バックグラウンド | 審査員コメント(要旨) |
|---|---|---|---|---|---|
| 津波古妃織(HIORI) | — | A | — | — | 「これまで見られなかった姿を検証できた」 |
| 桑原彩菜(AYANA) | — | B | — | — | 「自分の殻を破れたような姿を見せてくれた」 |
| 飛咲来(SAKURA) | 15歳(※番組公表) | B | 12位 | 歌・ダンス未経験 | 「スター性を重要視してきた。それにふさわしい参加者」 |
| 大谷碧空(AOI) | 19歳(※番組公表) | C | 11位 | 現役女優・歌ダンス未経験 | 「スター性を持った参加者。才能が舞台で輝いていた」 |
アメリカへ届かなかった脱落者
2次審査1位を含む実力者が、「スター性」の壁に阻まれました。
| 名前 | 年齢 | チーム | 2次審査順位 | バックグラウンド | 審査員コメント(要旨) |
|---|---|---|---|---|---|
| 大城莉瑛羅(JAYLA) | 19歳(※番組公表) | C | 1位 | 実力者・沖縄県出身 | 「大谷碧空(AOI)の持つ引き込まれる魅力を感じられなかった」 |
| 黒川穂香(HONOKA) | — | B | 3位 | 実力者 | — |
| 村田莉花(RIRA) | 20歳(※番組公表) | C | 5位 | 実力者 | 「技術レベルは申し分ないが大谷碧空(AOI)の魅力には届かず」 |
| 松浦なる(NARU) | 17歳(※番組公表) | C | 6位 | 実力者 | — |
※ 年齢・順位は『WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE』第5話(2026年3月24日ABEMA放送)公表情報。「—」は番組内で明示されていない項目。
この結果が示すもの
HYBE×Geffen Records社長 ミトラ・ダラブ:「村田莉花(RIRA)や大城莉瑛羅(JAYLA)を不合格にした理由は私の中に明確にあります。彼女たちは自信があり技術レベルも申し分ないと思いますが、大谷碧空(AOI)の持つ引き込まれる魅力を2人からは感じられませんでした。技術や才能があっても、カリスマ性を持った人を見ると圧倒されて魅了されてしまうんです」
表を見ると一目瞭然ですが、合格した飛咲来(SAKURA)と大谷碧空(AOI)は、それぞれ2次審査で12位・11位という下位通過者です。対して大城莉瑛羅(JAYLA)は2次審査まで1位を維持し続けた「本命中の本命」でした。通常のオーディション番組では考えにくい結果であり、今回の審査が純粋な技術評価ではなく、異なる基準で行われたことが数字からも読み取れます。Cチームから合格者が1名しか出なかった点も、このチームの課題曲の高難度さを物語っています。
「技術」と「スター性」どちらを評価すべきか 両面から整理する
今回の審査結果が大きな議論を呼んでいる根本には、「努力で磨いた技術が正当に評価されるべき」という視聴者の感覚と、「グローバル市場で輝くのはスター性だ」という審査員の基準のずれがあります。どちらの考え方にも、きちんとした根拠があります。
スター性重視の審査 納得できる点
- グローバル市場では技術よりも個性や存在感が差別化要因になりやすい
- 歌・ダンスの技術は訓練で伸ばせるが、生まれ持ったカリスマ性は育成が難しい
- 視聴者・消費者の興味を引くには「忘れられない個性」が非常に有効
- 大谷碧空(AOI)や飛咲来(SAKURA)のような「原石」はデビュー後の伸びしろが大きい
- K-POPの世界的ヒット事例でも、スター性が成功の鍵とされることが多い
- 「白いキャンバス」として今後のプロデュースに幅を持たせられる
スター性重視の審査 生まれる懸念
- 技術的に優れた参加者が報われず、努力の評価基準が不透明に見える
- 視聴者が想定していた基準とのギャップが大きく、不満や混乱を招く
- 未経験者がアメリカでの高レベルな審査をこなせるか、実力面の不安がある
- 「スター性」は主観的な判断のため、審査の公平性に疑問を感じる人もいる
- 実力者を長く応援していたファンに大きな失望を与える可能性がある
- 脱落者への説明が少なく、納得感が得られにくいという声もある
SAKURA(LE SSERAFIM):「何となくこの審査で意図が分かった、白いキャンバスを探しているんだな」「デビューメンバーに入りそうって想像がつく”絵”より、どうなるんだろうっていうワクワクを探した結果こうなったのかな」
プロとして長年K-POPの世界で活動してきた彼女だからこそ出てきた言葉として、多くの視聴者の共感を集めています。MOKA(ILLIT)も「スター性って大事なんだなって思います」と静かにうなずきました。
各チームと審査発表 第5話の見どころを振り返る
第5話では、3チームそれぞれに異なるドラマがありました。結果だけでなく、そこに至るまでの過程も番組の大きな魅力です。チームごとの流れを整理します。
津波古妃織(HIORI)ひとりの合格に、コーチ陣が号泣
Aチームからの合格者は津波古妃織(HIORI)ただひとりという発表を受け、普段は冷静なコーチ陣一同が大号泣する場面が生まれました。指原莉乃も「本当残酷…」と言葉を漏らしました。津波古妃織(HIORI)は「嬉しいけど複雑な気持ち。チームのおかげで選ばれたので、誰よりも頑張って前進したい」と涙ながらに語り、2週間の合宿でチームに生まれた絆の深さが伝わる場面となりました。審査員のソン・ソンドゥク氏は「これまで見られなかった姿を検証できる素晴らしい舞台だった」と津波古妃織(HIORI)を評価しています。
15歳(※番組公表)・飛咲来(SAKURA)の奇跡の合格 スタジオが沸いた瞬間
Bチームからは、桑原彩菜(AYANA)と最下位通過の15歳・飛咲来(SAKURA)が合格。桑原彩菜(AYANA)についてはソン・ソンドゥク氏が「自分の殻を破れた姿を見せてくれた」とコメント。続いて咲来(SAKURA)の名前が呼ばれた瞬間、スタジオのSAKURA(LE SSERAFIM)は「え、咲来(SAKURA)ちゃんすごい!」と思わず声を上げました。審査員は「このオーディションを企画したときからスター性を重要視しようと言い続けてきた。それにふさわしい参加者でした」と評価。咲来(SAKURA)自身は「2週間、経験の差を埋められるように頑張ってきたので、報われた気がしてすごく嬉しいです」と涙をこらえながらコメントしました。
最高難易度の曲で起きた大逆転 女優の底力
Cチームは全員が全編英語の楽曲「Debut」に大苦戦。前日のリハーサルではダンスコーチのプレスリー・タッカーから「全く何も感じられないわ、明日の本番にそんな顔と気持ちで来てほしくない」と厳しい言葉が飛びました。しかし迎えた本番では、指原が「ちょっと待って、すごくない?」と声を上げるほど変貌したパフォーマンスを披露。EMILY・LEXIE・SAMARAも「感動しちゃった」とコメントしました。大谷碧空(AOI)に対してはHYBE×Geffen Records社長・ミトラ・ダラブが「引き込まれる魅力を感じた。村田莉花(RIRA)や大城莉瑛羅(JAYLA)からは感じられなかった」と合格の理由を明言し、ソン・ソンドゥク氏も「おそらく次の審査でも良い姿を見せてくれるだろう」と伸びしろを確信していました。
ヒコロヒー「SNS荒れます」、指原「説明聞きたいぐらい」
合格者発表のたびにスタジオは静まり返り、現役アイドルたちも言葉を失う瞬間が続きました。
ヒコロヒー:「オーディション番組めちゃくちゃ好きだからいろんなの見てきたけど、このパターンSNS荒れます」
指原莉乃:「スタジオにソンさん来てよ!本当に。説明聞きたいぐらい」
KAZUHA(LE SSERAFIM)の「想像できなかった」という短い言葉も、スタジオ全体の衝撃を端的に表していました。一方でSAKURA(LE SSERAFIM)だけが「何となくこの審査で意図が分かった」と分析者の立場から冷静にコメントし、その言葉が視聴者から最も多くの共感を集めました。
第5話を理解するための重要ポイント整理
情報量が多い第5話の内容を、チェックリスト形式でまとめます。「どこが重要だったのか」をここで確認してください。自分の理解と照らし合わせながら読んでみてください。
第5話 おさえておくべき7つのポイント
- 合格した4人は津波古妃織(HIORI)と桑原彩菜(AYANA)(Bチームから2名)、飛咲来(SAKURA)(2次審査12位)、大谷碧空(AOI)(同11位)。いずれも2次審査のランキング下位からの合格という意外な結果でした。
- 脱落した大城莉瑛羅(JAYLA)は2次審査の総合1位。黒川穂香(HONOKA)は3位、村田莉花(RIRA)は5位という実力者たちがアメリカを目前にして夢の舞台を去ることになりました。
- HYBE×Geffen Records社長・ミトラ・ダラブは「不合格にした理由は私の中に明確にある」と明言。技術よりも「引き込まれる魅力=スター性」を最優先する審査基準を、初めてはっきりと語りました。
- Cチームの課題曲「Debut」は全編英語かつ高難度ダンスという番組でも屈指の難曲。大谷碧空(AOI)は女優としての表現力でこの壁を突破し、審査員・スタジオ双方を驚かせました。
- コーチから厳しい言葉をかけられた翌日、本番で大逆転のパフォーマンスを見せたCチームのドラマは、審査結果とは別の意味でも第5話の見どころでした。
- SAKURA(LE SSERAFIM)の「白いキャンバスを探している」という分析は、今回の審査全体の意図を最もわかりやすく言語化したコメントとして広く注目を集めました。
- 次回は舞台をアメリカ・ロサンゼルスに移し、EMILY・LEXIE・SAMARAとの合流審査が始まります。「最後の1人」を決める最終局面がいよいよ幕を開けます。
「技術」か「スター性」か この問いはあなたへの問いでもある
第5話が投げかけた問いは、オーディション番組の枠を超えたものだと感じます。「頑張りや技術が正当に評価されるべき」という感覚は、多くの人が持つ自然な気持ちです。一方で「誰かを本当に輝かせるのは、磨かれた技術だけではない」という現実もあります。
HYBE×Geffen Recordsが日本から探しているのは、世界のステージで輝く「最後の1人」。その人物像が、私たちが想像していたものとは少し違う形で現れてきたのが今回の結果です。脱落した参加者たちの努力は決して無駄ではありませんし、合格した参加者たちにもこれからが本番の険しい道が待っています。
舞台はいよいよアメリカへ。EMILY・LEXIE・SAMARAとの合流審査は、4人にとってまったく新しい戦いの始まりです。ここまでとは比べ物にならない環境と競争の中で、「スター性」で選ばれた4人がどのような成長を見せるのか。そしてたった1人の枠を掴み取るのは誰なのか。次回以降の展開を、ぜひ引き続き追いかけてみてください。
『WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE』はABEMAにて毎週火曜よる8時より配信中。見逃した回はABEMAでアーカイブ視聴も可能です。第5話の結果について、あなたはどう感じましたか。
出典:ABEMA配信『WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE』第5話(2026年3月24日放送)/ HYBE × Geffen Records公式プレスリリース
最後までお読みいただきありがとうございます。↓↓のバナーをクリックして応援いただけると嬉しいです。













