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はっさー
こんにちは、はっさーです
社会人から看護師になり今に至ります。楽しみながらブログ奮闘中です!

マグニチュードと震度は何が違う?地震の理解を深めよう

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地震が起きると、ニュースではしばしば「マグニチュード」と「震度」という用語が使われます。これらの言葉はしばしば混同されがちですが、実は全く異なる概念を表しています。

今回は、地震の強さを測るこの二つの基準について、その違いとそれぞれの意味を深く掘り下げてみましょう。

目次

マグニチュードとは

マグニチュードとは、地震がどれだけのエネルギーを持っているかを示す数値のことです。この数値が大きいほど、地震の力も大きいということになります。

地震が起こると、地面が揺れて波(地震波)が地球の中を伝わります。この地震波の大きさを測ることで、マグニチュードを求めることができるんです。地震波の大きさは、地震計という特別な機械で測定されます。

マグニチュードは「リヒタースケール」とも呼ばれています。これは、1935年にチャールズ・F・リヒターという科学者が考えた方法で、マグニチュードを数値で表すために作られました。このスケールは、マグニチュードが1増えると、地震のエネルギーが約31.6倍になるという特徴があります。

たとえば、マグニチュードが5の地震とマグニチュードが6の地震では、後者の方が地震の力が約31.6倍も強いことになるんです。

要するに、マグニチュードは地震の「大きさ」を数値で表したもので、その数値が大きいほど地震の力が強いということです。

震度とは

震度とは、地震の時に地面がどれだけ揺れるかを示すものです。

震度は10段階の尺度で、日本では気象庁が0から7までの階級に分類しています。これに加えて5弱と5強、6弱と6強の中間階級があります。

たとえば、震度1ではほとんど揺れを感じないかもしれませんが、震度7だと建物が大きく壊れるほどの強い揺れになります。

震度は、地震が起きた場所(震源地)からどれだけ離れているかによっても変わります。震源地の近くでは揺れが強く感じられますが、遠くに行くと揺れは弱くなります。この震度は、日本の気象庁が決めていて、地震がどれくらいの強さで人々に感じられるかを考慮しています。

簡単に言うと、震度は地震の「揺れの強さ」を数値で表したものです。それによって、私たちは地震がどれくらい強かったかを知ることができるんです。

日本では、気象庁が震度を1から7までの7段階で表しています。震度1はとても弱い揺れで、ほとんど感じないこともあります。震度が高くなるほど、揺れは強くなり、震度7では建物が大きく壊れたりするほどの強い揺れになります。

それぞれの震度は以下のようになります

  • 震度0:ほとんど揺れを感じない
  • 震度1:ちょっとした揺れを感じる
  • 震度2:揺れは感じるけれど、あまり強くない
  • 震度3:しっかりとした揺れを感じる
  • 震度4:家具が動くくらいの強い揺れ
  • 震度5弱:食器が落ちるなど、かなり強い揺れ
  • 震度5強:家具が倒れるほどの非常に強い揺れ
  • 震度6弱:家に被害が出るくらいの激しい揺れ
  • 震度6強:大きな被害が出る非常に激しい揺れ

震度は、その地域の地質や建物の作りによっても変わるので、同じマグニチュードの地震でも、場所によって感じる揺れの強さは違います。気象庁は地震計を使って、これらの震度を測定しています。

マグニチュードと震度の違い

地震には「マグニチュード」と「震度」という二つの言葉がありますが、これらは違うものを指しています。マグニチュードは地震が持つエネルギーの大きさを示すもので、地震がどれだけ大きな力を持っているかを表しています。一方、震度は地震があった場所で、人々がどのくらい強く地震を感じたかを示すものです。

たとえば、大きな地震が海の底で起きたとします。この地震のマグニチュードは高いですが、陸地から遠いため、人々が感じる揺れは小さく、震度は低くなります。逆に、マグニチュードが小さい地震でも、人が住んでいる町の近くで起きたら、震度は高くなります。

マグニチュードは地震そのものの大きさを、震度はその地震を人々がどのくらい強く感じたかを表すので、同じ地震でも場所によって震度は違います。例えば、震源地に近い場所では震度が高く、遠い場所では震度が低くなることがあります。

つまり、マグニチュードは地震全体の「大きさ」を、震度はその地震を感じる「強さ」をそれぞれ表しているんですね。

マグニチュードと震度の重要性

マグニチュードは地震のエネルギーの大きさを示しており、この数値が高い地震は、広い範囲に影響を与えることがあります。たとえば、大きな地震が起きると、遠く離れた場所でも揺れを感じることがあるんです。

一方で、震度は私たちが実際に感じる地震の揺れの強さを示しています。震度が高いところでは、家が壊れたり、土石流などの災害が起きやすくなります。ですので、震度が高い地域では特に注意が必要です。

地震が起きたときには、マグニチュードと震度の両方を考えて、どのように行動するかを決める必要があります。

たとえば、大きな地震が予想されるときは、安全な場所に避難したり、家の中のものを固定したりすることが大切です。そして、震度が高い地域では、建物の倒壊や土砂災害に注意しながら、迅速に安全な場所へ移動することが求められます。

このように、マグニチュードと震度を理解していると、地震が起きたときにどう対応すべきかがわかり、自分や家族を守るための行動を取ることができるんです。だから、これらの言葉の意味を知っておくことは、地震対策にとってとても大事なんですよ。

地震災害により想定される事案

地震が起きると、建物が倒壊したり、道路が崩れたり、電気が止まったりなど、さまざまな被害が発生する可能性があります。

  1. 建物倒壊: 地震により建物が崩壊し、人々が取り残される可能性があります。
  2. 道路封鎖: 地震によって道路が崩れ、交通が寸断される可能性があります。
  3. 電力供給停止: 電柱や送電線が被害を受け、電力供給が中断する可能性があります。
  4. 水道管破裂: 地震によって水道管が破損し、飲料水の供給が途絶える可能性があります。
  5. ガス漏れ: ガス管が損傷し、ガス漏れが発生し火災の危険がある可能性があります。
  6. 被害者の避難: 住民が安全な場所に避難する必要がある可能性があります。
  7. 通信の中断: 電話やインターネットの通信が中断し、情報伝達に困難が生じる可能性があります。
  8. 食料不足: 震源地周辺のスーパーマーケットや飲食店が被害を受け、食料の供給に制約が生じる可能性があります。
  9. 医療施設の混乱: 病院やクリニックが損傷し、負傷者の収容に混乱が生じる可能性があります。
  10. 心理的影響: 地震により恐怖や不安が広がり、精神的なストレスが生じる可能性があります。

これらの被害を防ぐためには、日頃から地震対策をしておくことが大切です。例えば、家の中の家具を固定したり、避難場所を決めておくなどの対策をしておきましょう。

はっさー

我が家も、防災グッズはすぐに取り出せるよう準備はしており、家族との連絡が取れない場合も考え避難場所は決めてあります。

まとめ

マグニチュードと震度は、地震を理解する上で欠かせない二つの異なる尺度です。

マグニチュードは地震のエネルギーの大きさを、震度はその地震が特定の場所でどれだけ強く感じられるかを表します。これらの違いを理解し、地震発生時の対応策に活かすことで、私たちはより効果的に災害に備えることができます。

地震は予測不可能な自然現象ですが、正しい知識を持つことでそのリスクを少しでも減らすことが可能です。

このブログでマグニチュードと震度の違いについて詳しく学び、地震に対する理解を深めることができたことを願っています。地震が起きた際には、これらの尺度を正確に理解し、適切な対応を取ることが重要です。

安全な暮らしのためにも、地震に関する知識を常に更新し、備えを怠らないようにしましょう。

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