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マイナカード更新予約2ヶ月待ち!18自治体大混雑の真相と回避策【2026年2月最新】
病院に行けない?確定申告が間に合わない?キャリア変更の手続きが止まる? マイナンバーカードの電子証明書(=オンラインで本人と証明する鍵)が失効すると、インターネット経由の行政・民間手続きの多くが利用できなくなります。 2026年は史上初の大量更新ラッシュ。全国各地の自治体では土日の予約枠が2ヶ月先まで埋まっているとの報告が相次いでいます(出典:河野太郎元デジタル相 X公式アカウント @konotarogomame 2026年2月26日)。 放置するとどうなるか、どう動けば最短で回避できるかを、体験談とともにわかりやすく解説します。
2026年は更新ラッシュのピーク年です
電子証明書の有効期間は発行日から5年(5回目の誕生日まで)。 2016年1月から本格交付が始まり、初年度の取得者が2026年に一斉に更新時期を迎えています。 更新できる期間は有効期限の3ヶ月前から。通知封書が届いたら、すぐに行動を始めましょう。
5年
電子証明書の有効期限
(発行日から5回目の誕生日まで)
18
土日に2ヶ月先まで
予約が埋まった自治体数(2026年2月時点)
※河野太郎氏の独自調査による。公式統計ではない
無料
期限内に更新する場合の手数料
(期限切れ後の再発行は有料の場合あり)
通知書が届く
有効期限の
2〜3ヶ月前
予約を入れる
3ヶ月前から
手続き可能に
窓口で更新
カード持参
暗証番号が必要
放置すると失効
各種サービスが
順次停止
猶予期間
保険証機能のみ
3ヶ月間維持
なぜ今これほど窓口が混んでいるのか
まずは混雑の原因を理解することが、適切な対応への第一歩です。
マイナンバーカードの電子証明書は5年ごとの更新が必要です。2021〜2022年のマイナポイント事業をきっかけに取得者が急増したため、 2026〜2027年にその大量取得者が一斉に更新時期を迎える波が来ています。 本人確認サービス大手・Liquidの推計(日経クロステック報道、2025年4月)によると、更新が必要な電子証明書は2025年度に1,500万枚超、2026年度以降は約3,000万枚に急増するという試算です(出典:日経クロステック・なお政府公式の統計ではなく民間企業による推計値です)。この膨大な件数が、窓口の処理能力をはるかに上回る混雑を生み出しています。
河野太郎元デジタル相は2026年2月26日にX(旧Twitter)で、自ら調査した結果として 「土日は18の自治体で2ヶ月先まで予約が取れない状況だった」と発信し、 翌27日から全国自治体の予約空き状況を公開すると発表しました(出典:河野太郎氏X公式アカウント @konotarogomame、2026年2月26日投稿)。 この数字は氏の独自調査によるもので、各自治体の公式発表ではありませんが、同様の声が全国から相次いでいることは事実です。 「端末の台数が問題では」「1人あたりの窓口作業は数分で終わる」という声も上がっており、 制度・運用両面の改善を求める意見も出ています。
電子証明書が切れると何が止まるのか
「電子証明書(でんし-しょうめいしょ)」とは、オンラインで「本人です」と証明するための鍵のようなものです。 これが期限切れになると、対面でなくインターネット経由の手続きがほぼ全滅します。
| サービス・用途 | 電子証明書が切れると | カード本体が切れると |
|---|---|---|
| マイナポータル(行政手続きオンライン) | 即時利用不可 | 影響なし |
| e-Tax・確定申告の電子申請 | 即時利用不可 | 影響なし |
| コンビニでの住民票・印鑑証明取得 | 即時利用不可 | 影響なし |
| マイナ保険証(医療機関での薬剤・診療情報共有) | 即時停止 | 影響なし |
| マイナ保険証(保険資格確認のみ) | 失効後3ヶ月間のみ継続可 | 影響なし |
| オンライン本人確認(銀行口座開設・ローン申請) | 即時利用不可 | 影響なし |
| スマホキャリアのオンライン手続き | 即時利用不可(店舗対応必須) | 影響なし |
| 本人確認書類としての提示(免許証代替) | 引き続き利用可 | 利用不可 |
カード本体(10年)が切れた場合の影響
電子証明書(5年)とは別に、カード本体にも発行から10年目の誕生日までという有効期限があります。 カード本体が切れると電子証明書も連鎖して同時失効し、行政・民間のほぼすべてのオンラインサービスが停止します。 さらに免許証やパスポート代わりの本人確認書類としても使えなくなるため、影響は電子証明書切れより広範です。 カード本体の期限切れは「更新」ではなく新規交付(作り直し)が必要で、窓口での手続きが必須です。
2016年の初年度取得者は、電子証明書の2回目更新(10年目)とカード本体の更新が2026年に重なるケースがあります。 この「ダブル更新」は窓口混雑をさらに悪化させる要因のひとつです。 カード裏面で本体の有効期限も必ず確認しておきましょう。
電子証明書の期限が切れても、満了月の月末から3ヶ月間は資格確認のみ可能です。 ただしこの期間は、薬剤情報・診療情報の確認機能は停止します。 3ヶ月を過ぎると利用登録が自動解除され、医療機関で資格確認書の提出が必要になります。
見落とされがちな「スマホ用電子証明書」の落とし穴
スマートフォンにマイナカードを搭載している方は要注意です。
AndroidやiPhoneにマイナンバーカードを登録している場合、カード内の電子証明書が有効期限を迎えると、スマホ内に搭載された証明書も連動して失効します。 失効後はマイナポータルアプリからスマホ用電子証明書を再設定する操作が別途必要です。 カードを更新しただけでは自動的には復活しないため、「窓口で手続きを済ませたのに使えない」と混乱するケースがあります。 窓口での更新後、スマートフォンのマイナポータルアプリを開いて再設定ができているか必ず確認しましょう。 なお、スマホ用電子証明書の対応状況は機種・OSのバージョンによって異なる場合があるため、詳細はマイナポータルの公式案内をご参照ください。
今回の更新と「次期マイナンバーカード」の関係
2026年は現行カードの更新ラッシュと、新しい仕組みへの移行が重なる節目の年です。
2026年度から、利便性とセキュリティを向上させた次期マイナンバーカードの導入が予定されています。 現行カードの有効期間(本体10年、電子証明書5年)の仕組みに変更はありませんが、 「今回の更新でどう影響するか」は自治体によって案内が異なるため、最新情報をデジタル庁の公式サイトやお住まいの自治体ホームページで確認することをお勧めします。
今の更新を「面倒な作業」ではなく、「次世代のデジタルインフラに乗り遅れないための準備」と捉えると、行動するモチベーションになります。
体験談:期限切れに気づかなかったときの実例
自治体からの通知封書が届いていましたが、開封せず放置していました。 ある日体調を崩して病院を受診した際、マイナカードをかざしたところ「電子証明書の期限が切れています」と初めて通知されました。 カード本体の有効期限は残っていたため受診自体はできましたが、薬剤情報・診療情報の共有はできない状態でした。
その後、スマートフォンのキャリア変更をオンラインで行おうとしたところ、 電子証明書の失効により手続き不可と表示され、結局店舗に足を運ぶことになりました。
確定申告の時期(2月)を控え、今年こそe-Taxで済ませようとマイナポータルにログインしようとしたところアクセス不能に。 確認したところ1ヶ月前に電子証明書が失効していました。 予約を取ろうとしたところ最短で3週間先しか空きがなく、締め切りに間に合わないと判断して紙の申告書を税務署に郵送することに。 「e-Taxなら1〜2ヶ月で受け取れるはずの還付金が、紙申告になったことで処理に3〜6ヶ月かかり、受取が大幅に遅れた」とのことでした。
混雑を避けるための具体的な方法
郵便局窓口を活用する
電子証明書の更新は、市区町村が指定する郵便局でも手続きができます(2026年2月から東京都世田谷区を含む各地で順次拡大中)。 役所の窓口より予約が取りやすい場合があります。 対応郵便局かどうかはお住まいの自治体ホームページで「電子証明書更新 郵便局」と検索して確認するか、 マイナンバーカード総合サイト(公式)の更新手続きページから確認できます。
全国の予約状況を比較する(河野氏の公開情報を活用)
河野元デジタル相が2026年2月27日から公開を始めた全国自治体の予約空き状況を参照できます。 Xで「@konotarogomame マイナ 予約」と検索するか、デジタル庁の公式情報をご確認ください。 居住地だけでなく職場近くや隣の市区町村の窓口も選択肢に入れると、数週間分早まることがあります。
平日の開庁直後を狙う
混雑は土日に集中しています。平日の9〜10時台は比較的空いている傾向があります。 職場に相談の上、有給や短時間の外出で動けると最も確実です。
暗証番号を事前に確認しておく
窓口でのトラブルの大きな原因のひとつが「暗証番号を忘れた」です。 更新には2種類の暗証番号(数字4桁の利用者証明用と、英数字6〜16桁の署名用)が必要です。 万が一忘れた場合は窓口で再設定できますが、その分時間がかかります。 来庁前に自宅でメモを確認し、わからなければ免許証など顔写真付きの本人確認書類も合わせて持参しましょう。
注意:暗証番号は間違えすぎるとロックされます
署名用電子証明書の暗証番号(英数字6〜16桁)は、5回連続で誤入力するとロックがかかります。 ロック解除には役所の窓口で初期化が必要になり、さらに手間と時間がかかります。 思い出せない場合は、窓口で再設定を依頼するほうが安全です。
早めに更新するメリット
- コンビニ交付・e-Taxが引き続き使える
- マイナ保険証の全機能が維持される
- オンライン手続き(キャリア変更・ローン等)がスムーズ
- 更新手数料は無料(期限内のみ)
- 混雑ピーク前に済ませることで待ち時間ゼロも可能
放置し続けるリスク
- e-Tax・確定申告が電子申請できなくなる
- キャリア変更・ローン申請が店舗対応必須に
- 保険証機能が段階的に停止する
- 混雑ピークで予約が数ヶ月待ちになる恐れ
- スマホ用証明書も別途再設定が必要になる
年代・状況別:あなたに合った対応方法
20〜30代のスマホユーザー向け
- スマホ用電子証明書はカード更新後に別途再設定が必要
- マイナポータルアプリから再登録できる
- 通知書のQRコードからオンライン申請手続きへ進める
- カードの受け取りは必ず窓口に来庁が必要(郵送不可)
高齢者・家族が代行する方向け
- 暗証番号不要の「顔認証マイナンバーカード」への切り替えも更新時に可能
- 代理人による手続きは照会書兼回答書と委任状が必要
- 基本的に本人も同行が必要(自治体により異なる)
- 認知症等の方は事前に自治体の窓口へ電話確認を
よくある疑問Q&A
- 有効期限の確認はどこを見ればわかりますか?カード裏面のICチップ記載欄に「電子証明書の有効期限」が記されています。また、自治体から届く白い封筒(有効期限通知書)にも記載があります。オンラインで確認したい場合はマイナポータル(myna.go.jp)にログイン後、カード情報から確認できます。
- 更新の通知書が届かなかった場合はどうすればよいですか?通知書は転送不可の普通郵便で送られるため、引っ越し直後や転送サービス利用中の方は届かない場合があります。通知書がなくても手続きは可能です。お住まいの市区町村の窓口に問い合わせるか、マイナポータルで有効期限を確認してから直接窓口に来庁してください。
- 電子証明書の期限が切れてしまった後でも更新できますか?できますが、「更新」ではなく「新規発行」の扱いになります。この場合、新しく発行される電子証明書の有効期限が通常より短くなることがあります(発行日から5年ではなく、発行日から次の誕生日まで等)。また、自治体によっては手数料が発生する場合があります。期限内に行うほうが手続きも費用も有利です。
- 更新当日、すぐにコンビニ交付やe-Taxは使えますか?更新当日は各サービスを利用できない場合があります。サービスによっては数時間〜数日後に使用可能になるため、確定申告の締め切り直前など時間的余裕がない時期の更新は避け、早めに対応しましょう。
- 代理人が手続きを行うことはできますか?電子証明書の更新は、本人が窓口に来庁するのが原則です。代理人による手続きの場合は、照会書兼回答書・委任状・代理人の本人確認書類が必要で、自治体により手続き内容が異なります。高齢者など本人来庁が困難な場合は、事前に自治体窓口へ電話で確認することをお勧めします。
まず自分のマイナカードの有効期限を今すぐ確認しましょう。マイナポータルからオンラインで確認できます。
マイナポータルで有効期限を確認する今すぐやること・窓口当日の準備
今すぐ確認
- カード裏面または通知書で電子証明書の有効期限を確認する
- 有効期限の3ヶ月前以降なら更新の予約ができる
- 自治体サイト・郵便局・近隣自治体の予約状況を比較する
窓口に行く日の準備
- 有効期間内のマイナンバーカード本体を持参する
- 署名用(英数字6〜16桁)と利用者証明用(数字4桁)の暗証番号を確認しておく
- 念のため免許証など顔写真付き本人確認書類も持参する
- 更新後にスマホ用電子証明書の再設定が必要かどうか確認する
まとめ:通知が届いたら後回しにしない
マイナカードの電子証明書が切れると、e-Tax、コンビニ交付、スマホの本人確認、保険証の各種機能が 段階的に止まっていきます。更新の作業自体は窓口で数分ですが、問題は予約が取れないことです。
通知封書が届いたらすぐに予約を入れ、郵便局や平日枠も積極的に活用しましょう。 混雑のピークは2026〜2027年にかけて続く見込みです。 今動けば、数ヶ月先の長い予約待ちを確実に回避できます。
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