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はっさー
こんにちは、はっさーです
社会人から看護師になり今に至ります。楽しみながらブログ奮闘中です!

『小学生泣いてた』マック現場の証言|ハッピーセット争奪戦と転売・フードロスの実態

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ハッピーセット問題記事

現場で子どもが涙、店員も困惑

ハッピーセット争奪戦で失われた「子どもたちの笑顔」

「隣で一緒に待ってた小学生泣いてた」(SNSより)

「子供の夢潰しやがって」(SNSより)

2025年8月9日、全国のマクドナルドで起きた現実。ポケモンカード目当てで2時間待った子どもたちが、転売目的とみられる大量購入によって空手で帰ることになった。各種SNSプラットフォームには悲鳴にも似た投稿が相次いだ。

公式発表:予想を上回る売れ行きで早期終了

日本マクドナルド公式サイトによると、8月9日時点で「予想を上回る売れ行きのため、多くの店舗で配布を終了した」と発表。8月11日付のFNN報道が「全店舗で配布終了」と伝達したが、公式サイトの続報は未掲示。公式発表

公式サイトでは「早期の配布終了により、楽しみにしてくださっていたお客様のご期待にお応えできなかったことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。

【8月11日追記】 日本マクドナルドは公式サイトで再発防止策を公表。転売目的の大量購入や購入品放置・廃棄について謝罪し、「お子さまとご家族に楽しい食体験を提供するという理念に明確に反する事態」と表明。今後はより厳格な販売個数制限、モバイルオーダー・デリバリーでの購入数制限、ルール違反顧客への販売お断り、悪質顧客の公式アプリ退会処理などの対策を導入すると発表した。

SNSに投稿された実際の声

「開店から3時間待ってるのに買えない」(Twitter投稿)

「転売ヤーばかり。ハッピーセットは年齢制限するべき」(Twitter投稿)

「日本マクドナルド社が、フードロスを無くそうとか言ってんのどんなお笑いなん?」(Twitter投稿)

現場で目撃された衝撃の光景

ENCOUNTの報道によると、配布初日の8月9日午前11時、ある店舗を訪れた20代女性が以下のような光景を目撃したと証言している。【詳細記事】

「4~5人の外国人と思われる客が25個もの大量注文を行い、食べ物をすべて店内に放置し景品のカードとおもちゃのみを持ち帰る様子を目撃した」(目撃者の証言)

同女性は「転売ヤーであることは一目瞭然でした。『ハッピーセット25個』と片言の日本語でオーダーし、その後も何度も並んでいました」と当時の状況を証言している。

この特定の事例では、純粋にポケモンカードを楽しみにしていた子どもたちに深刻な影響が出た。

「2時間待ってようやく順番が回ってきたと思ったら『すみません、カードの方売り切れてしまって』と言われて…ずっと並んで待っていた小学生の子たちの顔は、今でも悔しくて忘れられません」(同目撃者)

※これは特定店舗における一人の来店客の目撃証言であり、すべての店舗で同様の事例があったことを示すものではありません。

現役店員の告白「地獄のような現場」

クルー歴4年目のアルバイトマネージャーがSNSで表明

「私自身、マクドナルドの上層部に対して不満を募らせています。以前問題になった『ちいかわ』『マイクラ』のハッピーセットに引き続き、杜撰な対応が改善されないままの発売だったと思います」(ENCOUNTの取材による)詳細記事

現役クルーによると、配布当日の8月9日は「在庫確認の電話が相次いでいた」という。元店員は過去のコラボ商品販売日について「ポケモンカードが配布されるという告知を聞いた瞬間に、『もう地獄だな』と直感しました」と振り返っている。

本来のハッピーセットは、「家族でワクワクしながら楽しむ食事時間」を提供するものだった。それが今では、親は朝早くから並び、子どもは手ぶらで帰る光景が当たり前になってしまった。

転売・フードロス問題の実態

複数メディアの調査により明らかになった転売の規模

  • 高額取引事例:300パック(600枚)が数十万円で取引、出品から数秒で買い手(Bloomberg調査)
  • 推計市場規模:約2,000万〜3,000万円(coki調査)

FNNプライムオンラインの報道では、中国のフリマサイトで発売前にもかかわらずポケモンカードが約2000円で出品されていたことや、「食べる代行」サービスまで現れたことが報告されている。【FNN記事】

フードロスについては、複数のSNS投稿で写真付きの廃棄報告があったものの、具体的な総量については公式データは発表されていない。cokiの試算では、全国で2〜3万食が廃棄されたと推計し、前提条件(1食0.5kg、1kg廃棄=約2.5kg-CO₂)に基づき、CO₂ 25〜37.5トンの排出に相当するとしている。

繰り返される問題の背景

ハッピーセットを巡る混乱は今回が初めてではない。過去の事例を見ると:

2024年2月:「星のカービィ」コラボセットが販売翌日に早期終了
2025年5月:「ちいかわ」「Minecraft」コラボが販売2日後に終了

問題の根本には複数の要因がある。限定性を重視するマーケティング手法が転売需要を助長し、プラットフォーム側の対策も追いついていない。最も深刻なのは、この状況が常態化し、「仕方のないこと」として受け入れられ始めていることだ。

私たちにできることはあるのか

変化への第一歩

元店員は提案する。「転売の価値をなくす」という発想の転換を。十分な在庫を用意し、誰でも買える状態を作れば、転売する意味がなくなる。

しかし、これは企業側だけの努力では解決できない。私たち消費者一人ひとりの意識も重要だ。

親として私たちができること

  • 転売品は絶対に買わない
  • 企業に対して改善を求める声を上げる
  • 子どもに「手に入らなくても大丈夫」という価値観を教える

社会として私たちができること

  • フリマアプリでの転売を見つけたら通報する
  • SNSで問題を共有し、議論を続ける
  • 企業の社会的責任を問い続ける

失われた「優しさ」を取り戻すために

現役クルーが証言するように、現場スタッフも心を痛めている。「いっぱい買う様子を目の当たりにして、『これは本当に欲しい子どもに届かないだろうな』と思う時もありました」

本当のハッピーセットとは、カードやおもちゃではなく、人と人との温かいつながりの中にあるのではないでしょうか。

企業には利益を、従業員には働きやすさを、そして何より子どもたちには純粋な喜びを。みんなが幸せになれるハッピーセットを、私たちは諦めてはいけません。

不確定情報について:一部のSNS投稿では店員による横流しやルール違反を疑う声もあったが、これらはSNS上の投稿に基づく情報であり、公式からの確認や否定は行われていない。

子どもたちの笑顔を守るために

この問題は一企業や一個人の問題ではありません。同じような経験をした方、現場で働いた経験のある方の声が、大きな変化のきっかけとなります。

子どもたちが純粋に楽しめる環境を、みんなで少しずつ作っていきたいものです。

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