~ETCの次なる革命「ETCX」があなたのカーライフを変える~
高速道路をスイスイと通過できるETCカード。日本のドライバーの90%以上が利用する、今やカーライフには欠かせない存在です。料金所での「止まる・支払う・発進する」という煩わしさから解放され、私たちに快適なドライブ体験をもたらしてくれました。
そんな便利なETCの魅力を、高速道路だけでなく、あなたの日常生活のあらゆるシーンへ—。この革新的な発想から誕生したのが、「ETCX(イーティーシーエックス)」です。
ETCXとは? ETCとの決定的な違い
ETCXは、あなたがすでに持っているETCカードと車載器を使って、高速道路以外のさまざまな場所でもキャッシュレス決済ができる画期的なサービスです。運営元は高速道路のETCシステムを支えるETCソリューションズ株式会社。安心と信頼のブランドが提供するサービスだからこそ、安全に利用できます。
ETCXの革新的ポイント
- 既存のETCカード・車載器をそのまま活用 — 例えば、あなたの車に設置されている車載器と、お財布に入っているETCカードをそのまま使えます
- 新たなカード発行や機器購入が不要 — 別途ETCXカードや専用機器を購入する必要はありません
- 登録料・年会費は完全無料 — サービス利用開始に際して、また継続利用においても追加費用は一切かかりません
- 高度な暗号化技術によるセキュリティ保証 — クレジットカード情報などの重要データは、銀行レベルのセキュリティで保護されています
- あらゆる「車×決済」シーンに対応 — 高速道路から日常の買い物まで、車を使う様々な場面で利用可能です
ただし、ETCXには従来のETCとは異なる点もあります。利用前には会員登録が必要で、決済時には一旦停止して支払い完了のサインを待つ必要があります。この点は、ETCの「ノンストップ」の快適さを期待している方には注意が必要かもしれません。
ETCXの使い方:驚くほどシンプル
ETCXの導入は思いのほか簡単です。以下の手順に従うだけで、すぐに利用を開始できます。
会員登録の方法(最短5分で完了)
- ETCXの公式サイト(https://www.etcx.jp)にアクセス
- パソコンでもスマートフォンでも登録可能です。
- 「新規会員登録」ボタンをクリック
- トップページ右上または中央部にあるボタンから登録画面へ進みます。
- 必要情報を入力
- メールアドレス
- パスワード(8文字以上の英数字)
- 氏名(漢字とフリガナ)
- 生年月日
- 電話番号
- ETCカード番号(カード表面に記載されている19桁の数字)
- クレジットカード情報(決済に使用するカード)
- 登録内容を確認し、「登録」ボタンをクリック
- 入力情報に間違いがないか必ず確認しましょう。
- 登録確認メールをチェック
- 入力したメールアドレス宛に確認メールが届きます。
- メール内のURLをクリックして登録を完了させます。
- いつも通りETCカードを車載器にセット
- 特別な設定は不要です。普段通りETCカードを車載器に挿入するだけです。
- ETCXロゴのある施設で「ETCXで支払います」と伝えるだけ
- ETCXマークのある専用レーンや窓口に進み、スタッフに「ETCXで支払います」と伝えましょう。
主要なクレジットカードブランド(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)に対応しており、車に乗ったまま決済が完了する新しい体験を提供します。
ETCXが変える日常風景
ETCXが利用できる場所は日々拡大中です。その活躍の場と使用例を詳しく見てみましょう。
駐車場
商業施設や遊園地の駐車場で、精算機に並ぶことなく出庫できます。
具体例: 雨の土曜日、ショッピングモールでの買い物を終えた家族。出口の精算機に長蛇の列ができていますが、ETCXレーンに進めば、車内から「ETCXで支払います」と伝えるだけ。雨に濡れることなく、子供たちの機嫌も良いまま帰宅できます。
ドライブスルー
ファストフード店やカフェで、窓から手を伸ばしてカードを出す必要もなく、ETCXで完結。
具体例: 朝の通勤前のコーヒーを買いに立ち寄ったビジネスパーソン。ドライブスルーで注文したコーヒーの受け取り時、「ETCXで」と伝えるだけで支払い完了。財布を出す手間が省け、クレジットカードの受け渡しもなく、スムーズに次の車へと進めます。
ガソリンスタンド
給油後の支払いを車から降りずに完了。寒い冬や暑い夏も車内の快適さをキープしたまま。
具体例: 真冬の寒い日、給油のためガソリンスタンドに立ち寄った高齢ドライバー。給油完了後、スタッフに「ETCXで」と伝えるだけで支払いが完了。寒い中車から降りる必要がなく、暖かい車内で全ての手続きが完結します。
EV充電スタンド
電気自動車の充電料金も簡単決済。充電ケーブルを接続したら、ETCXで支払い完了。
具体例: 長距離ドライブ中にEV充電スタンドで急速充電を行う電気自動車オーナー。充電ケーブルを接続し、スタンドのタッチパネルで「ETCXで支払う」を選択するだけ。カード情報の入力や現金支払いの手間なく、充電が開始されます。
カーフェリー
乗船料金の支払いも窓口に並ぶことなく完了。旅のスタートから快適さを追求。
具体例: 夏休みの家族旅行で島へ向かうファミリー。フェリーターミナルに到着すると、ETCXレーンに進み、「ETCXで支払います」と伝えるだけ。チケット窓口の長い列に並ぶ必要もなく、スムーズに乗船手続きが完了します。
商業施設・遊園地
施設内の決済もETCXで。入園料や施設利用料など、様々な場面でのキャッシュレス化が進行中。
具体例: 休日に遊園地を訪れた家族。入園ゲートのETCX対応レーンに車で進み、「ETCXで4名分」と伝えるだけで入園料の支払いが完了。チケット売り場の列に並ぶことなく、スムーズに遊園地を楽しめます。
実際の利用サービスを動画でチェック
ETCXの実際の使い方や利便性については、以下のYouTube動画でご確認いただけます。
ETCXがもたらす未来のカーライフ
ETCXの導入で、私たちのカーライフはどう変わるのでしょうか。
小さなお子さんや高齢者を乗せているとき、雨や雪の悪天候のとき、車から降りることなく決済できるETCXは、単なる便利さを超えた価値を提供します。財布を取り出す手間も、小銭を探す煩わしさも、カードの受け渡しの不安も解消されます。
また、接触機会を減らせるETCXは、衛生面でも大きなメリットがあります。キャッシュレスかつタッチレスな決済は、現代のライフスタイルにぴったりの選択肢と言えるでしょう。
さらに、ETCXの普及により、駐車場やドライブスルーの混雑緩和も期待できます。支払い時間が短縮されることで、施設全体の回転率が向上し、待ち時間が減少する可能性があります。これは利用者だけでなく、施設運営者にとってもメリットとなるでしょう。
ETCXのメリット・デメリット:正直な評価
メリット
- キャッシュレス&タッチレス:現金やカードの受け渡しが不要で、衛生的かつ安全
- 車内決済の快適さ:天候や状況に関わらず、車から降りる必要なし
- 時間の節約:支払い待ちの列に並ぶ時間を削減し、効率的に移動可能
- 追加コスト不要:既存のETCカード・車載器がそのまま使える
- 登録無料:初期費用や維持費がかからない
- 操作が簡単:特別な操作や知識は不要で、誰でも簡単に利用可能
- 多様な施設で利用可能:様々な「車×決済」シーンに対応
デメリット
- 一旦停止が必要:ETCのようなノンストップ通過はできない
- 車載器必須:徒歩や自転車での利用はできない
- 普及途上:まだ使える場所が限られている
- 認知度の低さ:2022年12月時点で認知率はわずか18%、利用率は8.8%
- 通信環境による制約:一部の山間部や地下駐車場など、電波状況が悪い場所では利用できない場合がある
- 登録手続きが必要:使い始めるには事前の会員登録が必要
ETCXの未来:スマホ決済の次を担うか
ETCXの潜在的な便利さは魅力的ですが、まだまだ普及率が低いのが現状です。2022年12月時点でわずか18%の認知率、実際の利用率は8.8%という数字が示すように、「知らない人の方が多い」サービスと言えるでしょう。
街中でETCXのロゴを見かける機会も限られており、対応施設も首都圏や大都市を中心に展開されている段階です。せっかく登録しても、実際に使える場所が少なければ便利さを実感できませんよね。
ETCソリューションズ社は2025年までに全国5,000カ所以上への拡大を目指しているとのことですが、現時点では「使いたくても使えない」というジレンマがあります。スマホ決済が急速に普及したように、ETCXも加盟店の拡大が最大の課題でしょう。
普及が進めば便利なサービスなだけに、今後の展開に期待したいところです。皆さんの周りにETCXマークを見かけることはありますか?
ETCXの認知度と利用率はまだ発展途上ですが、その潜在性は計り知れません。スマホ決済が数年で私たちの生活に溶け込んだように、ETCXも近い将来、「当たり前の便利」になる可能性を秘めています。
ETCソリューションズ株式会社によると、2025年までにETCX対応施設を全国5,000カ所以上に拡大する計画があるとのこと。現在は首都圏や大都市圏を中心に展開していますが、徐々に地方都市や観光地にも広がりを見せています。
また、将来的には自動車保険の支払いやカーシェアリングサービスとの連携など、さらなるサービス拡充も検討されているようです。ETCカードという既存インフラを活用したサービスだからこそ、急速な普及が期待できるのではないでしょうか。
さあ、ETCXで新しいカーライフを始めよう
ETCの便利さを知っているあなたなら、ETCXの魅力もきっと理解できるはず。今のETCカードと車載器を使って、もっと便利で、もっとスマートな決済体験が待っています。
登録は最短5分、費用は無料。まずは公式サイト(https://www.etcx.jp)で会員登録をして、新時代のカーライフを体験してみませんか?
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