【2025年3月末でサイン認証廃止】もうサイン不要？クレジットカード決済、4月からは暗証番号が必須に！忘れた時の対処法も解説

2025年3月20日

「え、クレジットカードのサインってなくなるの？」

2025年3月末、私たちのお財布事情にちょっとした変化が訪れます。

長年、クレジットカード決済の際に当たり前だった「サイン（署名）」による本人認証が、原則として廃止されるんです。

「え、マジか…サインレスで支払いできるタッチ決済はこれからも使えるんだよね？」
「暗証番号…忘れたかも…」

そう思った人もいるのではないでしょうか？

この記事では、

について、分かりやすく解説します！

この記事を読めば、4月からのクレジットカード決済にスムーズに対応でき、スマートにお買い物を楽しめること間違いなし。ぜひ最後まで読んでみてください。

なぜ？クレジットカードのサイン認証が廃止される理由

突然ですが、皆さんは最近、クレジットカードの不正利用が増えているって知っていましたか？

日本クレジットカード協会の発表によると、なんと2023年のクレジットカード不正利用被害総額は約541億円にも上るんです！

(|| ﾟДﾟ)ヒェッ…

驚きの金額ですよね。他人事ではありません。

このような状況を受け、クレジットカードのセキュリティを強化するために、サイン認証の廃止という流れになったわけです。

これまで、サイン認証は暗証番号を忘れた時などのPINバイパスとして利用されてきましたが、実はセキュリティ面で課題がありました。

なぜなら、サインって、結構ざっくりとした確認で、店員さんも忙しいとなかなか厳密にチェックできなかったりしますよね…。（←個人的な意見です）

それに比べて、暗証番号はカード所有者本人しか知りえない情報なので、不正利用のリスクをグッと減らすことができるんです。

はっさー

2025年4月1日以降、クレジットカード決済は原則として
暗証番号の入力が必須になります。

お店での支払いの際、

「クレジットカードで」

と伝えたら、カードを端末に挿入するか、タッチ決済の場合は端末にかざし、暗証番号を入力する、という流れが基本になります。

でもちょっと待って！決済方法によっては、サイン認証が引き続き使える場合もあるんです。ややこしいですよね？

そこで、主要な決済方法別に、4月からの認証方法をまとめました。

決済方法	4月からの認証方法	備考
ICカード決済（カード挿入）	暗証番号入力	カードを端末に挿入して決済する方法です。
タッチ決済（1万円未満）	暗証番号不要	1万円未満のタッチ決済は、これまで通り暗証番号の入力は不要です。（PINレス取引）
タッチ決済（1万円以上）	暗証番号入力またはサイン	1万円以上のタッチ決済では、原則として暗証番号入力が必要です。ただし、スマートフォンやウェアラブル端末でのタッチ決済は、生体認証によってサインが不要となる場合があります。
磁気カード決済（磁気ストライプ）	サイン認証	カードの磁気ストライプを読み取らせる決済方法

「えー、やっぱり暗証番号が必要になる場面、結構あるじゃん…」

そうなんです。ICカード決済や、タッチ決済でも1万円以上の支払いだと、基本的に暗証番号が必要になります。

4月からは、暗証番号を覚えていないと、クレジットカードが使えなくなっちゃう場面が増える、ということです。

…困りますよね。(´Д｀;)

でも、ご安心ください！

もし暗証番号を忘れちゃった場合でも、慌てずに対応できる方法があります。

「暗証番号…なんだっけ？思い出せない…」

そんなピンチに陥ってしまった時の対処法を3つご紹介します。

郵送で確認
- 多くのクレジットカード会社で、郵送による暗証番号の通知サービスを提供しています。
- 電話やオンラインで手続き可能で、1週間程度で通知書が届くのが目安です。
- 「急ぎじゃないけど、確実に確認したい」という方におすすめ。
アプリや会員ページで確認
- 一部のクレジットカード会社では、公式アプリや会員ページで暗証番号を確認できます。
- 24時間いつでも確認できる手軽さが魅力です。
- 「今すぐ暗証番号を知りたい！」という方は、まずはこちらを試してみましょう。
クレジットカードを再発行
- どうしても暗証番号が分からず、アプリや会員ページでの確認もできない場合は、クレジットカードの再発行を検討しましょう。
- 再発行には2～3週間ほど時間がかかりますが、新しいカードとともに暗証番号通知書が郵送されます。
- 「どうしても思い出せない…」最終手段として覚えておきましょう。

【注意点】

「また暗証番号忘れちゃったらどうしよう…」
「そもそも暗証番号、ちゃんと覚えてる自信がない…」

そんなあなたのために、今すぐできる暗証番号忘れ対策をご紹介します。

【対策1】定期的にクレジットカードを使う
- クレジットカードを定期的に利用することで、暗証番号を思い出す機会が増えます。
- 普段から意識してクレジットカードを使うようにしてみましょう。
【対策2】暗証番号をメモしておく
- 家族にしか分からない場所や、手帳などに暗証番号をメモしておきましょう。
- ただし、メモの保管場所には十分注意してください。
【対策3】クレジットカード会社のアプリに登録する
- クレジットカード会社の公式アプリに登録しておくと、暗証番号を忘れた時もすぐに確認できます。
- アプリによっては、生体認証でログインできるので、IDやパスワードを忘れる心配もありません。
【対策4】スマホの生体認証を設定しておく
- 最近のスマホには、指紋認証や顔認証などの生体認証機能が搭載されています。
- クレジットカード決済アプリで生体認証を設定しておけば、サインレスで支払いができる場合もあります。
- 設定方法は各アプリによって異なるので、確認してみましょう。