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はっさー
こんにちは、はっさーです
社会人から看護師になり今に至ります。楽しみながらブログ奮闘中です!

【警戒警報】警察署の番号からの電話にご注意!最新詐欺手口「スプーフィング」の全貌

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こんにちは、みなさん。今日は 絶対に知っておくべき最新の詐欺手口 についてお伝えします。あなたのスマホに警察署からの着信が表示されたら…それは本物の警察からでしょうか?実は、そうとは限らないのです。

身近なシーンを想像してみてください。あなたが仕事中や買い物中、あるいは家でくつろいでいるときに突然スマホが鳴ります。画面を見ると「警視庁新宿警察署」からの着信。一瞬、心臓がドキッとしますよね。「何かしてしまったのだろうか?」「家族に何かあったのか?」と不安が頭をよぎる中、あなたは電話に出ます。

すると、真面目そうな声の男性が「警視庁新宿警察署の捜査2課の〇〇です」と名乗り、あなたの名前を呼んで「あなたの口座が犯罪に利用されている」「あなたが捜査対象になっている」などと告げてきます。普段から法律を守って生活しているあなたにとって、これは大きなショックでしょう。しかし…ちょっと待ってください。

この電話、本当に警察からのものでしょうか?

2025年3月、全国で急増している新しい詐欺の手口は、これまでの常識を覆すものです。今まで私たちは「知らない番号」や「海外からの着信」に注意するよう言われてきました。しかし今、私たちが直面しているのは「信頼できるはずの番号」からの詐欺電話という、より巧妙な手口なのです。

この記事では、現在急増している「警察署の電話番号を騙る詐欺」の実態と、身を守るための具体的な方法について詳しくお伝えします。あなたとあなたの大切な人を守るために、ぜひ最後までお読みください。

目次

信じられない事態が発生中!警察署の番号からの詐欺電話

2025年3月、全国で急増している新たな詐欺の手口をご存知でしょうか?警視庁新宿警察署の「代表」と同じ電話番号からの不審な電話が相次いでいます。この現象、単なる偶然ではありません。

警視庁によると、3月11日から約1週間で、およそ650件もの相談が寄せられています。多い日には1日200件以上の報告があったというのです!

被害は東京だけでなく全国に及んでいます。

例えば、愛知県内では40代男性と30代女性が県警本部の「代表」番号からの着信を受け、「資金洗浄事件の容疑がかかっている」などと言われ、実際に現金をだまし取られる被害が発生しています。

「スプーフィング」とは?巧妙化する詐欺の手口

この手口、技術的には「スプーフィング」と呼ばれています。
実際の発信元とは異なる電話番号を相手側に表示させる技術です。

以前から特殊詐欺に悪用されてきた手法ですが、これまでは「+」と「国番号」が表示されるケースが多く、ある程度は偽物と見抜く手がかりがありましたしかし、今回相次いでいる電話にはそうした特徴がなく、着信画面を見ただけでは詐欺の電話と見破ることができないのです。

技術的仕組み

最も可能性が高いのは、「VoIP(Voice over IP)」技術を使ったネット電話サービスの機能の悪用です。一部のサービスでは、発信者の電話番号をユーザーが任意に変更できる機能があります。

本来は多数の内線番号を持つコールセンターで、顧客に1つの代表電話番号を表示させるような正当な用途のための機能ですが、これが悪用されているようです。技術的なハードルも低いため、容易に実行できることが問題をより深刻にしています。

被害状況は深刻!若者も標的に

警察官をかたる特殊詐欺の被害は急増しています。

警察庁によると、2024年の1年間で全国4192件と、2023年と比べて3000件以上も増加しました。さらに怖いのは、2025年1月から2月末までにすでに1039件の被害が確認され、被害額は106億円を超えていることです。

注目すべきは、この詐欺の標的が高齢者だけではないということ。若い世代も被害に遭っています。

例えば、ある事例では会社員の男性が仕事中にスマホに着信があり、ビデオ通話で「捜査2課の刑事」を名乗る偽警官が登場。「警察手帳」や「逮捕状」を示して信用させ、「マネーロンダリングの容疑がある」などと言って資金を移すよう要求されています。

実際の詐欺の手口

愛知県に住む40代の女性の体験談は、この詐欺の手口をよく表しています。3月14日の朝、彼女のスマートフォンには実際に新宿警察署の「代表」と同じ番号から電話がかかってきました。

普段から詐欺に警戒していた彼女でも、末尾が警察でよく使われる「0110」だったため、「何かあったのか」と緊張しながら電話に出たそうです。相手は若い男性の声で「新宿警察署の捜査2課」を名乗り、女性の氏名も知っていました。

「奈良県警から捜査要請があって電話をしている。あなたの口座が詐欺に使われたので、奈良県まで来て捜査に協力してほしい」などと言われたのです。不審に思った女性が録音しようとすると、相手はすぐに電話を切ったとのこと。

彼女は「警察署の番号だったので、少しドキドキして、信じてしまう危険性も感じました」と語っています。本物の警察の番号からの着信に見えるため、普段詐欺に警戒している方でも油断してしまう危険性があるのです。

守るべき3つの鉄則

この新手の詐欺から身を守るには、以下の3つのポイントを絶対に覚えておいてください。

  1. 相手の名前、所属部署、内線番号などを確認する
  2. 必ず電話をいったん切る
  3. 家族や知人に相談したり、最寄りの警察署に相談する

新宿警察署の生活安全課長は「警察署の番号であっても、まずは落ち着いて、相手の名前、所属部署、内線番号などを確認してください。必ず電話をいったん切るようにお願いします」と強調しています。

不審な電話がかかってきたら?

少しでも不審に思ったら、すぐに電話を切り、警察相談専用ダイヤル #9110 に連絡して相談しましょう。
この専用ダイヤルは平日の午前8時30分から午後5時15分まで対応しています(一部都道府県では24時間対応)。

重要:表示された警察の電話番号には折り返し電話をかけないでください。 必ず自分で調べた正規の番号に電話しましょう。

詐欺を見破るための基本知識

覚えておくべき重要なポイントがあります。

  • 警察官が電話で個人情報の聞き出しや捜査対象であると説明することは絶対にありません
  • スマホのアプリで取り調べや事情聴取をすることは絶対になく、ビデオ通話で警察手帳や逮捕状を見せることもありえません
  • お金の話が出たら、それは詐欺を疑うべきサインです

まとめ:知ることが第一の防御

特殊詐欺は日々巧妙化し、対策を講じるたびに新たな手口が生まれています。

まさにイタチごっこの状態ですが、知ること、周囲で声をかけ合うことが被害を防ぐ第一歩です。

「電話の相手が実在する電話番号だから、相手も本物だ」という常識はもはや過去のものだと理解しましょう。少しでも怪しいと感じたら、一人で判断せず、#9110や警察署、そして家族に相談することが大切です。

大切な財産を守るために、この情報をぜひご家族や友人とシェアしてください。特に高齢のご家族がいる方は、この新しい詐欺の手口について説明してあげてください。

知ることが最大の防御です。みんなで詐欺師から身を守りましょう!


※この記事は2025年3月25日時点の情報に基づいています。詐欺の手口は常に変化するため、最新の情報にご注意ください。

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