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はっさー
こんにちは、はっさーです。
看護師をしながらブログに奮闘中です。少しでも参考になったり、興味を持ってくれるような記事をかけるよう頑張っていきます!

個人での看護職賠償責任保険の加入を考える

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病院に勤務していた頃は看護職賠償責任保険に入っていました。

強制ではなかったのですが、医療事故・ミスや患者様からの訴訟などを考え念のために加入していましたね。

その後病院を退職し施設ナースをしていますが、病院ほどではありませんが医療行為は当然あります。

僕の職場はワンマンな個人経営なので何か事故などあった時に、守ってくれる保障はありません。

情けない話ですが、今働いている施設の経営者は信用に足る方でなく、自分の身は自分で守るしかないのです。

と話しながら僕自身、今まで看護賠償責任保険に入らずやってきました。

以前より、え!これは大丈夫なのだろうか?という場面が何度もあり、何か問題が生じたときに責任をこちらに押し付けられるのではと考えています。

他のスタッフや辞めたスタッフに対し、責任を押しつける場面を何度も見てきましたから。

退職したスタッフの殆どがこの経営者と揉めて辞めているのです。

自分が原因だということを全く気づいておらず、「私はスタッフをいつも守っているから」と話しています。

スタッフは誰もそう思っていないのですが、本人は自分に間違いはないと本気でそう思っているので、まぁ色々と大変です。

今もこの職場に残っている理由は、ここの仕事内容が自分に合っていると思うからです。

もちろん不満やストレスはありますが、仕事に出たくないと思うことがないのです。

これって凄いことだと思っています。

話を戻して、とにかく自分の身は守らなければならないと考えました。

目次

個人での看護職賠償責任保険加入が必要な理由

看護師は日々患者さんと接する中で、医療ミスや事故が発生する可能性があります。

その場合、患者さんやその家族からの損害賠償請求が発生する可能性があります。しかし、その損害賠償請求に対して、看護師個人の財産や将来の給与などを担保にすることは困難ですよね。

このようなリスクを回避するために、看護師個人での賠償責任保険加入が必要となります。

この保険に加入することで、万が一の事故や医療ミスによる損害賠償請求に備え、保険会社が代わりに損害賠償金を支払ってくれます。 加えて看護師自身のリスクマネジメントとしても、賠償責任保険加入は重要です。

また、保険によって得られる補償額は加入者によって異なりますので、自分自身の生活や業務内容に合わせて適切な保険商品を選ぶことが大切です。

事例によっては、損害賠償金が高額になる可能性があり、賠償責任保険に加入しておけば安心感が違いますよね。

看護職賠償責任保険が適用される事例

  • 患者への誤診や誤治療による被害が発生した場合
  • 医療器具の誤使用による被害が発生した場合
  • 薬剤の誤投与による被害が発生した場合
  • 患者やその家族に対する不適切な言動によって精神的苦痛を与えた場合
  • 患者のプライバシーや個人情報を漏洩してしまった場合
  • 事務作業のミスによって患者や医療機関に損害を与えた場合

これらのように、看護師が職務を遂行する上で不慮の事故やミスが発生した場合に、看護職賠償責任保険が適用されます。保険によって、自己責任による賠償金支払いや補償金の支払い、リスクマネジメントを行うことができるため、看護師自身や患者、医療機関にとって保険加入が重要であると言えます。

日本看護協会「看護職賠償責任保険制度」

看護職なら誰でも知る、日本看護協会の看護職賠償責任保険制度です。

日本看護協会会員専用の制度になるため、会員でないと入れない保険になります。

掛金は2,650円/年と安くなっており、医療事故・ミスや賠償責任・相談・弁護士費用など安心の補償内容となっています。

しかし、日本看護協会年会費5,000円+都道府県ごとの年会費&入会金が必要となるため高額に。

また、都道府県によりかなりの差額があります。

はっさー

新規入会での保険料になりますが、その差額はなんと¥10,000~¥81,000

各都道府県にそれぞれ事情があるのでしょうが、この差額は驚きますよね。

やはり保険料は高く感じます。

Willnext「看護職向け賠償責任保険」

Willnextは年間の保険料が安いです。

AプランBプランがあり、補償限度額に違いがあります。

Aプラン

掛金 2,980円/年 一ヶ月あたり約249円

Bプラン

掛金 3,440円/年 一ヶ月あたり約287円

※上記掛金には、一般社団法人日本看護学校協議会共済会の年会費100円と共済制度運営費810円が含まれます。

看護業務中の対人事故や対物事故、預かり物の損壊・紛失・盗難から、感染症罹患まで対応できる補償制度になっています。

この金額と補償内容なら加入を考えますね。

メディカル保険サービス「看護職賠償責任保険」

メディカル保険サービス、年間にすると保険料高いですね。

掛金は5,640円/年です。

しかし、その分補償の限度額が他社よりも手厚くなっています。

対人・対物共、補償限度額1億円はメディカル保険サービスだけです。

もちろん、その他の補償も充実していますよ。

ナース専科「看護師賠償保険」

ナース専科こちらも年間の保険料が一番安く、加入候補ですね。

掛金は1,580円/年、ナース専科の会員(無料)には入らないといけませんが圧倒的に低価格。

大きく下記の4つの補償があります。
①身体障害補償
②財物損壊補償
③人格権侵害補償
④初期対応費用補償

ただ、やはり各補償限度額が少なめです。

この限度額で安心できるか微妙なところですね。

その時の状況によりますから、何とも言えませんが。

もちろん、この保険料でこれだけの補償をしてくれるのは大変助かりますよね。

まとめ

個人で看護職賠償責任保険への加入ですが、選択肢は多くないです。

今回紹介した看護協会と保険会社が主だったところみたいですね。

おそらく個人で看護職賠償責任保険に加入されていない看護師の方は多くおられると思います。

僕もその一人でしたので。

最近、万が一は起こりうるとよく考えています。

看護師が医療ミスをしていなくても患者・家族が納得されなければ問題に発展する可能性もあり、そういうことになれば大変ですよね。

保険を選ぶ基準としては一定水準の補償内容があり、日常生活費に負担にならないくらいの掛金の保険がいいですよね。

となるとWillnextナース専科の保険になりそうです。

これからずっと看護師として働いていく考えの方は一考されてはどうでしょうか?

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