今回はレポートなど作成するのに使用していたノートパソコンです。
このノートパソコンも4・5年前に中古で購入したものです。1万ぐらいでしたね。
休日には気分転換に外でブログの記事を書いてみたいし、メインのパソコンも最近SSD化したので、この勢いのままノートパソコンもSSDに変更してみることにしました。
このノートパソコンは文章さえ作成できればいいと思い購入したパソコンなので、性能はそこまで求めていませんでした。
しかしブログの記事を書くとなればもう少しスペックを上げたい!
とはいえCPUやグラフィック関連は無理そうというか、そこまでする必要なし。
メモリは限界の5GBが入ってるので手っ取り早いのはやはりSSD化。
ただ2010年の発売と古く、機種がもともとビジネスタイプのパソコンということもあるのか、この機種でのSSD交換の情報がとても少なかったのです。後継機種の情報は意外とあったのですが。
なんとか情報を探し、これに近い機種(ほぼ一緒)の情報がありました。
それを手本にHDDからSSDへと交換を行っていきます!
HDD・SSD交換は前提とされていない??
まずはSSD交換手順の記事をざっと読みました。
後継機種でのSSDへの交換は簡単にHDDを取り外せるようにできており、記事もすぐに終わってしまうのではと思ったのですが、この VersaPro タイプVC VY10G/C-A は分解に近いところまでしないと交換ができないようでした。

これ絶対個人でのHDD・SSD交換のことは考えてないな



もともと法人向けのノートPCみたいだから、内部の交換まで考えてないのかもね
壊したらと思いもしましたが、今はほとんど使用していないので勉強?にもなると考え、チャレンジ精神で挑戦することにしました!
今回使用するSSDは?
やる気になっているので、すぐに交換作業に入ります。
まず交換に使うSSDはこちら!


SanDisk サンディスク 内蔵 SSD 2.5インチ / SSD Ultra 3D 500GB SATA3.0
- 容量:500GB インターフェース:SATA3.0 (6Gbit/秒)
- シーケンシャル読出し速度 : 最大560MB/秒、シーケンシャル書込み速度 : 最大530MB/秒
- ランダム読出し速度 : 最大95K IOPS、ランダム書込み速度 : 最大84K IOPS
- 耐久性:100TBW
- 耐衝撃性 : 1,500G@0.5msec(half sine)
SSDは大手メーカーから聞いたことのないメーカーまで多くのところが販売しています。
皆さんもご存知であろうSanDiskは個人的にも好きなメーカーで信頼性があります。
安定性・耐久性は交換後に様子をみてみないと分からないですね。
それに前回とは違うメーカーを使ってみたかったので!
前回、メインPCで交換したSSDはこれです!
WD 内蔵SSD 2.5インチ / 500GB / WD Blue 3D / SATA3.0 / WDS500G2B0A
SSD化するノートパソコン本体
VersaPro UltraLite タイプVC VY10G/C-A PC-VY10GCZ7A
基本情報
PC分類 | ノートブックパソコン | |
OS分類 | DOS/V | |
メーカー | NEC | |
型番 | PC-VY10GCZ7A | |
型番2 | ||
JANコード | 4548835622784 | |
標準価格 | ||
オープン価格 | ||
発表日 | 2010/05/11 | |
発売日 | 2010/05/11 |
製品名 | VersaPro UltraLite タイプVC VY10G/C-A PC-VY10GCZ7A |
製品概要 | Corei7 620UM/1.06G 1G 160G 12.1TFT UXGA WinXP Pro |
注釈 | 最大12.4時間駆動の強靭なスタミナと高機動性を両立した軽量モバイルノート |
スペック
カテゴリ | DOS/V |
タイプ | Note |
CPU名称 | Core i7 620UM |
CPUクロック | 1.06GHz |
最大CPU数 | 1 |
チップセット | Intel QS57 Express |
プレインストールOS | Windows XP Professional SP3 |
セカンドキャッシュ | [容量] 256K×2 |
メモリ | [標準容量] 1G (単位 MBまたはB) |
メモリ | [最大容量] 5G (単位 MBまたはB) |
メモリ | [オンボード容量] 1G (単位 MBまたはB) |
メモリ | [タイプ] DDR3 SDRAM PC3-8500 SO-DIMM(PC3-6400動作) |
メモリ | [スロット数] 1 |
メモリ | [空スロット数] 1 |
メモリ | [増設単位] 1 |
純正対応メモリ | 1GB:PK-UG-ME534 2GB:PK-UG-ME535 4GB:PK-UG-ME536 |
標準HDD | [容量] 160G |
標準HDD | [接続IF] Serial ATA/300 |
標準HDD | 5,400rpm |
PCカードスロット数 | TYPEI/II×1 |
PCカードスロット規格 | PC Card Standard準拠 |
CardBus | ○ |
ZVポート | × |
メモリメディアスロット | SDカードスロット×1 |
グラフィックコントローラ | Intel HD Graphics |
グラフィックコントローラ | [実装形態] CPUに内蔵 |
VRAM容量 | 最大256MB、メインRAM共有 |
出力仕様 | UXGA |
最大解像度 | 1600×1200(1,677万色) |
TVチューナ | × |
ビデオキャプチャ | × |
サウンドコントローラ | ○ |
サウンドコントローラ | [機能] Intel High Definition Audio準拠 |
NIC | ○ |
LANポート | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(Remote PowerON) |
モニタポート | ミニD-Sub15ピン×1 |
USBポート | USB2.0×4(右側面×3、左側面×1) |
付属ディスプレイ_画面サイズ | 12.1 インチ |
付属ディスプレイ | [仕様] ワイドTFTカラー、UXGA、1600×1200(1,677万色) |
外形寸法 | [幅] 283 (単位 mm) |
外形寸法 | [奥行き] 210 (単位 mm) |
外形寸法 | [高さ] 25 (単位 mm) |
重量 | 0.868 (単位 Kg) |
スペックはともかくこの軽さです!
暑さは25mmとありますが、最軽量時の重量ですが 0.868 (単位 Kg) です。めちゃくちゃ軽いです!



角張った無骨な感じが好きなんだよね





昔のビジネスノートパソコンって感じだね
キータッチも適度なストロークがあっていい感じ
HDDのRead・Writeデータ転送速度
もともとセットされていたHDDの転送速度になります。


メインのPCをSSDに変更した今では、クリックしてからの反応など遅く長く感じますね。
以前は何とも思わなかったのに、SSDの速度に慣れてしまったようです。
SSDへの換装作業開始
HDDの取り外し


ノートパソコンを裏返し、バッテリーを外します。
裏面の11か所のネジをプラスドライバーで外したら表面に戻します。


赤い印の個所をマイナスドライバーで下に押し下げます。




キーボードをヘラみたいなものか手で、まさに剥ぎ取っていきます。
強力な両面テープで引っ付けてあるので慎重にゆっくり剥がさないと、キーボードに歪みが残ります。
よく分からずに剥がしていったので、元に戻したときキーボードが平面でなく少し歪んでました
僕はそれほど気にはならないタイプなので、神経質な方は本当に慎重に作業して下さいね。


キーボード全体が取れるとこんな感じです。すでに歪んでいるのが分かります。


赤印の4か所のネジを外します
青印の3か所の配線を外します。
そうすると黒いカバーが外れます。



配線は特にやさしく慎重にね


HDDに繋がっている配線を抜き、HDDを取り外します。
クローン作成
前回メインPCのときに使用した、玄人志向のKURO-DACHI/CLONE/U3を使いクローンの作成をします。


HDD1にコピー元のHDDをセットします。
HDD2にコピー先のSSDをセットします。
あとはCloneボタンを3秒長押しすれなコピーが始まります。
今回のHDDの使用領域は約160GB。特にエラーもなくコピー時間は約1時間10分で終了しました。
電源を切り、イジェクトボタンを押しSSDを取り外します。


コピーの終了したSSDに配線を差し込み、HDDのあった場所へセットします。
あとは今までの手順を逆に組み立てていけば終了になります。
作業自体は複雑ではなく、面倒なだけです。
しかし、快適になると思えば頑張れます!!
SSD交換後にパーティションの設定を多少しなければならない場合があるのですが、今回はすんなり普通に起動しました
SSD換装後のデータ転送速度パワーアップ結果
こういう結果になりました!





確かにシャアザクをも超える5倍ぐらい早くなってるけど、550MB/秒前後の読み書きができるはずでは?



・・・このパソコンの古さを忘れてるよね?
このノートパソコンのインターフェース、SATA2.0 (3Gbps) だから



今どきのパソコンだと、SATA3.0 (6Gbit/秒) なので550GB/秒前後の結果になったはずなんだけど、残念!



動けジオ!ジオ、なぜ動かん!


まとめ
このSSD本来の性能を発揮できなかったのは残念ですが、PCの古さを考えれば十分なレベルアップです!
もちろん体感的にもあきらかに早くなっていると感じます!
HDD:起動時間1分20秒、シャットダウン35秒
SSD:起動時間25秒、シャットダウン11秒
所要時間はクローン作成時間の1時間10分を入れても2時間かかってないぐらいです。
情報量も少なく失敗もありましたが、楽しかったです!
いい経験になりました!
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