昔から欲しかったintelのCPU「Corei3-12100F」。
今では中古価格も下がってきており、使えないわけではないのですが、物足りなくなってきた今のCPUと交換しようと考えました。
もちろん、新品のパソコンに買い替えるのも手ですが、部品交換などしたことのない方は、ぜひメモリ増設やグラフィックボードの取り付けなどしてみて下さい。
自分が手を加えたことによって、パワーアップし蘇るパソコンに感動すること間違いなしですよ!
今回は、中古のパーツと新品のパーツを組み合わせて、コストを抑えながら、まだまだ通常仕様に十分なパソコン組み立ててみました。
現在のパソコンスペック(自作)
現在のパソコンスペック | |
---|---|
CPU | Core i5 4590 |
内蔵ストレージ | SSD250GB(SATA3) |
メモリ | 12GB |
メモリ タイプ | DDR3 SDRAM PC3-12800 DIMM |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 1050Ti |
動画編集やゲームもそれほどするわけでもないので、このスペックで十分にPC作業はできています。
スリム型パソコンなのですが、中古パーツを交換して使っていました。その時も、新品で購入したのはSSDぐらいでしたね。ハードディスクから初めてのSSDだったので、その速さに感動したことを思い出します。
今のPCスペック
パソコンって上の性能を目指せば、きりがないんですよね。僕はコスパの良いそこそこ使えるパソコンをいつも目指して組み立ててます。
【Corei3-12100F】使用の組み立てるパソコンスペック
今後のことも考え、メンテナンスしやすいタワー型のPCケースを使うことにしました。スリム型だとアップグレードに限界がありますからね!それに狭いし。
使用するPCパーツ
- マザーボード:B660 Steel Legend(中古)
- CPU:Core™ i3-12100F(中古)
- メモリ:Crucial 16GB×2 32GB DDR4-3200 UDIMM(新品)
- SSD:Crucial P3 Plus SSD(PCIe NVMe M.2 SSD)(新品)
- グラフィックボード:GTX-660(昔のパソコンから)
- PCケース:ミドルタワーケース(昔のパソコンから)
- 電源:500W(昔のパソコンから)
見ての通り足を引っ張るパーツがあるので、どこまで快適になるのかは不明ですが、とりあえず組み立てました。作業時間はのんびりと2時間ぐらいです。特にトラブルもなく順調に組み上がりました!
今回の主役・脇役のPCパーツたち
もちろん主役は「Core™ i3-12100F」。
とはいえ、主役だけでは物語は始まりません!周りを固める重要な脇役が必要なのです。
主役:Core™ i3-12100F(CPU)
じいや:B660 Steel Legend(マザーボード)
脇役1:NVMe M.2 SSD(PCIe4.0 )
脇役2:Crucial 16GB×2 32GB DDR4-3200 UDIMM(メモリ)
いい感じにキャストが揃っています!さぞかし、良いパファーマンスをしてくれるでしょう!
どれほどアップグレードできたのか?結果発表!
こんな感じのスペックになりました!
パーツを組んだだけでネジ止めもせず、とりあえずストレージのデータ転送速度のみ計測してみました。
ハードディスク250GB(SATA3)
まぁ遅いですよね。体感でもSSDとはあきらかに処理スピードが違います。
SSD250GB(SATA3)
ハードディスクから初めてSSDに変更したときの感動は今でも忘れらないです。違いがはっきり体感できるってなかなか無いですからね。
快適快適!
NVMe:M.2 SSD 1TB|PCIe4.0
この数値!感動再び。
アプリの起動や画像の切り替わりも明らかに早い、いい感じにサクサク動いてくれます。
大満足です!!
パソコン組み立て後:Windows10のインストールと失敗談
今回はクローンを作らず、Window10を再インストールしました。
パソコンを組み上げるよりも、OSのインストールの方が面倒というか時間が無駄にかかるので嫌いです。他のことしていれば良いのですが、早くパソコンを立ち上げたいのに・・・。
このインストールの時に失敗してしまったのです。あまり考えずにサクサク進めていたのですが、ストレージ(SSD)のパーティションスタイルをMBRにしてしまったのです。
しばらくはWindows11にアップグレードするつもりはなかったのですが、いつでも可能なようにしておく必要はありますよね。そのためには、パーティションスタイルをGPTにしておかなければならなかったのです。
しょうがないので、しばらくそのままにすることにしましたけれど。
さて、必要なパーツはひと通り変更したので、
NVMe M.2 SSD PCIe4.0を選んだ理由は?
Crucial P3 Plus 1TB SSDは、最新のGen4 NVMeテクノロジーを採用しています。このSSDは、最大で5,000 MB/sの読み取り速度と3,600 MB/sの書き込み速度を誇り、SATAの8.9倍、最速のGen3 SSDよりも43%高速なデータ転送が可能となります。
さらに、最大4TBの大容量ストレージで、アプリケーションやファイル、写真、ビデオなどを余裕で保存できます。高品質のMicron® Advanced 3D NANDを用い、信頼性も抜群です。セキュリティ面でも優れており、5年間の限定保証もついているので安心です。
項目 | 詳細・特長 |
---|---|
高速性能 | – 最新のGen4 NVMeテクノロジー採用- 最大5,000 MB/sの読み取り、3,600 MB/sの書き込み速度 |
大容量 | – 最大4TBのストレージ- 大量のファイル、アプリ、写真、ビデオ等を余裕で保存可能 |
信頼性 | – 高品質のMicron® Advanced 3D NAND採用- 長時間使用でもデータの破損や速度低下が少ない |
セキュリティ | – 5年間の限定保証付き- 万が一のトラブルでも安心 |
耐久性 | – 220総書込バイト数(TBW) |
フォームファクター | – M.2 (2280) |
インターフェース | – NVMe (PCIe Gen 4 x4) |
総評 | – 高速性能、大容量、信頼性、セキュリティを全て備えた理想的なSSD |
自作パソコンの作成手順と必要なパーツについて
自作パソコンを作るというのは、初めての人にとっては大きな挑戦ですよね。しかし、基本的な知識と手順を理解していれば、誰でも素晴らしいパソコンを作成できます。
大雑把にですが、自作パソコンを作るための基本手順と必要なパーツについて詳しく説明します。
1. パーツの選定
まず最初に、どのような用途でパソコンを使用するのかを明確にしましょう。用途によって必要な性能や機能が変わるからです。主要なパーツとしては以下のようなものがあります。
- マザーボード: CPUやメモリ、拡張カードを接続する基盤です。
- CPU(中央処理装置): 性能やソケットに注意が必要です。
- メモリ(RAM): プログラムやデータを一時的に保持します。容量や速度が重要です。
- ストレージ: HDDやSSDなど、データを保存する装置です。
- グラフィックボード: ゲームやグラフィック処理に必要です。
- 電源ユニット: パソコンに電力を供給します。
- ケース: これらのパーツを収める筐体です。
2. パーツの組み立て
パーツの選定が終わったら、次は実際にパソコンを組み立てる作業に進みます。この段階では、選んだ各パーツをマザーボードに取り付け、それをケース内に収めることが主なタスクです。この作業は慎重に行う必要があります。
マザーボードへのパーツ取り付け
最初に、CPUやメモリ、拡張カードなど、各パーツをマザーボードに取り付けていきます。マザーボード上にはそれぞれのパーツが取り付けられるスロットやコネクタがあり、指示に従い正しく配置することが必要です。特にCPUの取り付けには注意が必要で、正確な位置にセットすることが重要です。
配線の整理
パーツを取り付けたら、ケース内の配線を整理しましょう。ケーブル類が乱雑になると、エアフローが悪化し、冷却効果が低下する可能性があります。ケース内に収めたケーブルをきちんとまとめ、配線用のケーブルタイを使用して固定することで、整然とした内部を維持できます。
冷却の確保
パソコンの内部は熱を発生させますので、適切な冷却を確保することは非常に重要です。CPUにはクーラーを取り付け、ケースにはファンを配置して、熱を効果的に放熱しましょう。また、ケース内の通気口やフィルターをきれいに保つことで、ダストの侵入を防ぎ、長寿命化にも寄与します。
この段階での作業が丁寧で正確であれば、後のステップでのトラブルを最小限に抑えることができます。パーツの取り付けや配線、冷却対策をしっかりと行い、完成度の高い自作パソコンを作り上げましょう。
3. OSのインストール
次の重要なステップは、オペレーティングシステム(OS)のインストールです。OSはコンピュータの脳とも言える部分であり、Windows、Linux、macOSなど、さまざまな種類があります。ここでは、どのOSを使用するかに応じて、インストール手順を紹介します。
まず、OSをインストールするためにはインストールメディアが必要です。インストールメディアは、通常、USBフラッシュドライブやDVD-ROMなどの形で提供されます。OSの公式ウェブサイトからダウンロードして作成することもできます。選んだOSに合ったインストールメディアを事前に用意しておきましょう。
- インストールメディアの挿入:コンピュータを起動し、インストールメディアをドライブに挿入します。または、USBフラッシュドライブを接続します。
- ブートメニューへアクセス:コンピュータを起動すると、ブートメニューにアクセスする方法を確認します。通常、起動時にF2、F12、Deleteキーなどを押してブートメニューに進入します。メニューからインストールメディアを選択します。
- OSのインストール:選んだOSのインストールウィザードが表示されます。言語や地域設定、ライセンス合意などを設定し、インストールを開始します。
- ドライブの選択:OSをインストールするドライブ(通常はSSDまたはHDD)を選択します。必要に応じてドライブのパーティションを設定できます。
- インストールの進行:OSのファイルがコピーされ、インストールプロセスが進行します。これには数分から数十分かかることがあります。
- 初期設定:インストールが完了すると、OSの初期設定が求められます。ユーザーアカウント、パスワード、ネットワーク設定などを設定します。
- 更新とドライバのインストール:OSがインストールされたら、最新の更新プログラムとハードウェアドライバをインストールしましょう。これにより、セキュリティと性能が向上します。
OSのインストールが完了すれば、コンピュータは操作可能な状態になります。これに続いて、必要なソフトウェアやアプリケーションをインストールし、パソコンを自分の用途に合わせてカスタマイズすることができます。
4. ドライバとソフトウェアのインストール
自作PCを組み立てたら、次に行うべき重要なステップが、必要なドライバとソフトウェアのインストールです。なぜこれが重要かというと、各パーツが正しく動作し、最適な性能を発揮するためには、それに対応したドライバが必要だからです。
マザーボードのドライバ
マザーボードは、CPUやメモリ、各種拡張カードを制御する中核的な部品です。したがって、マザーボードのメーカーウェブサイトから、最新のチップセットドライバやオーディオドライバ、LANドライバなどをダウンロードし、インストールすることが必要です。これにより、各コンポーネントが最適な性能を発揮し、安定した動作が実現します。
グラフィックボードのドライバ
グラフィックボードは、ゲームやグラフィック処理を担当する重要なパーツです。グラフィックボードのメーカーウェブサイトから、最新のグラフィックドライバを入手し、インストールします。これにより、ゲームやグラフィック関連のアプリケーションがスムーズに動作し、美しいグラフィックを楽しむことができます。
オペレーティングシステム(OS)
まず、オペレーティングシステム(OS)をインストールします。一般的なOSとしては、Windows、Linux、macOSなどがあります。OSのインストールメディア(光ディスクまたはUSBドライブ)を使用して、インストールプロセスを進めます。
ソフトウェア
必要なソフトウェアは、個々の用途に応じて異なります。例えば、ウェブブラウジングにはウェブブラウザ(Chrome、Firefoxなど)が必要であり、オフィスワークにはオフィススイート(Microsoft Office、LibreOfficeなど)が必要です。また、セキュリティソフトウェアやメディアプレーヤーなどもインストールすることが一般的です。
このステップを丁寧に行うことで、自作PCが完全に使える状態になり、ソフトウェアに関連する問題を回避できます。適切なドライバとソフトウェアをインストールして、自作PCを最高のパフォーマンスで活用しましょう。
5. テストとトラブルシューティング
パソコンを組み立てたら、次は重要なステップ、つまりテストとトラブルシューティングです。最初に電源を入れ、パソコンが正常に起動するか確認します。画面に映像が表示され、OSが正しく起動するかを確認しましょう。
テストの際には、以下のポイントに注意しましょう。
- BIOS/UEFI設定の確認: BIOSまたはUEFI画面にアクセスして、ハードウェアの設定を確認します。日付や時刻の設定、ブートデバイスの順序、CPUクロック、メモリ速度などを確認し、必要に応じて設定を調整します。
- 温度と冷却の確認: CPUとGPUの温度を監視し、冷却ファンが正常に動作していることを確認します。高温になるとパフォーマンスに影響が出るため、冷却が効果的であることを確保しましょう。
- デバイスの動作確認: 接続したすべてのデバイス(キーボード、マウス、モニター、USBデバイスなど)が正常に動作していることを確認します。ドライバーソフトウェアが必要な場合は、それらをインストールしましょう。
- ストレージの認識: 接続したストレージデバイス(HDDやSSD)が正しく認識され、OSがインストールされていることを確認します。必要に応じてドライバやパーティションの設定を行います。
もし何らかのトラブルが発生した場合、冷静に対処しましょう。一般的なトラブルシューティングの手順は以下の通りです。
- エラーメッセージの確認: エラーメッセージが表示されたら、その内容を注意深く読みます。エラーコードやメッセージは問題の特定に役立ちます。
- ハードウェアの接続確認: パーツやケーブルの接続が正しいか確認し、緩んでいる場合はしっかりと接続し直します。
- ドライバーやファームウェアの更新: ハードウェアに必要なドライバーやファームウェアが最新であることを確認し、更新が必要な場合は行います。
- イベントログの確認: OSのイベントログを調べて、問題の原因を特定します。
- 専門家のサポート: 問題が解決しない場合、専門家やコミュニティフォーラムからサポートを受けることを検討します。
テストとトラブルシューティングは、自作PCの成功に向けて不可欠なステップです。問題が解決すれば、自分だけのパソコンを存分に楽しむことができるでしょう。
6. カスタマイズ
自作パソコンの最終段階では、パソコンの外部要素をカスタマイズする機会が訪れます。ここでは、キーボード、マウス、モニターなどの周辺機器を選び、自分の好みやニーズに合わせて調整します。
キーボードとマウス: これらの入力デバイスは、快適な作業やゲームプレイに大きな影響を与えます。メカニカルキーボード、ワイヤレスマウス、エルゴノミックデザインなど、多くのオプションがあります。自分の手に合ったものを選びましょう。
モニター: モニターは視覚体験に大きな影響を与えます。解像度、リフレッシュレート、パネルの種類などを考慮して、作業やゲームに最適なモニターを選択しましょう。マルチモニターセットアップも検討に値します。
オーディオデバイス: 音楽、ビデオ、ゲームの楽しみを高めるために、ヘッドフォン、スピーカー、外部サウンドカードなどのオーディオデバイスを選択します。
その他周辺機器: プリンター、スキャナー、外付けハードドライブ、ウェブカメラなど、必要な場合には他の周辺機器もカスタマイズの対象となります。
自分好みのカスタマイズを施すことで、パソコンは完璧に自分のニーズに合ったものに仕上がります。これにより、効率的な作業や快適な娯楽体験を実現することができ、自作パソコンがますます魅力的になります。カスタマイズは、パソコンを個人のツールとして最大限に活用するための欠かせないステップです。
必要なパーツ
最低限必要なパーツは以下の通りです。
- マザーボード
- CPU
- メモリ(RAM)
- ストレージ(HDDまたはSSD)
- グラフィックボード(一部のCPUには内蔵グラフィックがあるため、必要に応じて)
- 電源ユニット
- ケース
- オペレーティングシステム(OS)
これらのパーツを選定し、上記の組み立て手順に従って自作パソコンを構築することができます。初めての自作でも、基本的な知識を持ち、注意深く作業すれば、素晴らしいパソコンを手に入れることができますよ。
自作PCはカスタマイズ性が高く、パフォーマンスを最大限に引き出すための良い方法です。何より楽しいです。
つまるところ、自己満足の世界です。
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